ぼくはここにいる、きみがそこにいてよかった。
今日は久しぶりに電車に乗った。暇なので雑誌を読んでいると「タイタンの妖精」なるものが目についた。
内容は、水星でこれまでに発見された、唯一の生物「ハーモニウム」の話だ。彼たちは洞窟の中に住んでいるアクアマリン色の小さな生物。飢え、妬み、不安、怒り、物欲、宗教などとは無縁なもの。
彼たちは弱いテレパシーでコミュニティを形成しているが言葉はこの二つだけ。
「ボクハココニイル」「キミガソコニイテヨカッタ」
なんて素敵なコミュニケーションなんだろう。
電車の旅っていいもんだ。
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