国立登山研修所/山岳遭難救助研修会
毎年10月のこの時期になると富山/立山にある
国立登山研修所において山岳遭難救助研修会が
開かれる。定員40名のところ150名近くの応募
が毎年全国からある人気の研修会だ。その内訳
は消防士が25名、警察が10名、自衛官が5名と
なっている、この40名を8人ずつ班に振り分け
各班2人づつ合計10名の講師と主任、副主任を
入れて12名の講師で研修を行う。今行っている
研修に「ガーディアン研修」というものがある。
これは指揮官や講師ではなく研修生が実務と安
全管理の両方を研修するようになっている。本
来の安全対策とは指揮者やリーダーだけがする
ものではなく、研修生全員ができなければいけ
ないものだ、特に技術訓練中研修生ははそれに
集中してしまい周りが見えなくなってしまう傾
向にあるのだ。安全を管理するということは簡
単ではない。内在する危険(ハザード)をどう
評価するか。そしてそれの有効な対策を考え実
行に移せるかが鍵となる。私の責任は重い、、
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