第21回全国消防救助シンポジウム
一体1800人の前で何を話すのだ、なんかすご
い人数に圧倒されて頭が真っ白になってしまう
のではないだろうか、当て外れな質問が来たら
どう答えたら良いのだろうか、、高崎から東京
に向かう新幹線の中で冷えてしまったコーヒー
を飲みながら今日講演する原稿に目を落として
いた。今年の終わりに来て、ここのところどう
したことか講演づいている。11月4日名古屋工
業大学での「山で遭難しないために」から始ま
り11月9日長野県庁での「山岳ガイドのコンプ
ライアンス」そして11月26日文京シビックホー
ルでの「山岳救助におけるリスクマネイジメン
ト」と続いた。シビックホールでの講演後には
消防庁/参事官の方が気さくに長岡さんを呼んで
良かったと言ってくれたり、話を聴いた数人が
控室まで来てくれて「お話が聞けて嬉しかった」
とお褒めの言葉をいただいた。しかし、いつも
帰りの新幹線定番の20時36分東京発あさま629
の中では、自分がこのような人たちに偉そうに
話して良いのだろうかという気持ちがよぎる。た
だ好きで山に登っていただけ、救助隊のたまたま
隊長になって、これまた偶然国立登山研修所の行
う山岳救助研修会の主任講師になっただけなのだ
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