今日は松の内
江戸時代初期までは、松の内の期間は『全国
共通で1月15日まで』のようでした。これは、
15日が『小正月』だったゆえです。
大正月で忙しなく働いた女性が休める日として
『女正月』とも呼ばれる日には、農耕の豊作を
願って行われる儀礼があります。
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この日まで正月飾りを飾り、20日になると鏡開
きをするのが一般的な流れだったようです。
しかし1651年4月20日に徳川家光公が亡くなり、
毎月20日が『月命日』となりました。
「月命日に鏡開きというおめでたい行事をする
のはよくない」といった理由から、鏡開きの日が
11日に変更されます。同時に、松の内の期間も
『7日』までずれることになったそうです。
<参照DIME>
ということで今日は松の内最終日、お正月で
疲れた身体を労って、七草粥をいただく日で
もあります。
私は以前八百屋からフルーツショップまで営ん
でいたこともあり、この時期はセリをよく売っ
ていました。当時からセリ、なずな、ゴギョウ
ハコベラ、ホトケノザ、すずな、すずしろ七草
を少しずつパックにしたものもありました。
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私のお粥レシピ!
2人用お米2合で水600gぐらいが良いですね。
よく家の祖母がお米と水は1/7といってました
もちろん、柔らかいのが好みの方は900gぐら
いまで増やしても良いです。私は鍋でやります。
かる〜く研いだ米を鍋に入れ、水600mlを入
れます。浸水させる必要はないので、すぐに
火にかけます(煮立つまでは中火、煮立って
きたら弱火に)
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煮立ったタイミングで、焦げ付きを防ぐため、
しゃもじで混ぜます。混ぜた後は蓋を少し開け
じっくり30〜40分程度炊きます。
その間に七草を茹でていきます。絶対に一緒に
炊かないようにしましょう。
まずはカブと大根を薄く切って塩をひとつまみ
入れたお湯で2〜3分茹でます。
カブ/すずなと大根/すずしろは一度出します。
葉っぱは水でさっと洗い再度沸騰させ、すずな
などの太い茎をはじめに入れ、火が通れば残り
の七草を入れてさっとゆでます。すぐにざる上
げして冷水にとり、冷めたら軽くしぼって粗く
刻みます。刻んだものは再度水を軽くしぼって
おきます。
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おかゆが炊けたら、塩をふたつまみ入れその中
に茹でた七草を入れてかき混ぜれば出来上がり。
必ず出来立てを食べること!
以上、ケンにぃの簡単本格レシピでした。