国際山岳ガイドのブログ

エッセイ、ひとりごと、山の話、シャモニー、グリンデルワルト、ツェルマット、山岳ガイド、パラグライダーのお話 国際山岳ガイドNAGAOKAのアクティブ日記

ジョー・オダネル

450566 この少年は死んだ

弟を背負って仮の

火葬場へやってきた。

直立不動の姿勢で

歯を食いしばり

涙も出さないでやがて少年は

帯を解いて弟の亡骸を燃えさかる

火の上に置くと、直立不動の姿勢

のまま回れ右をして立ち去った。

写真家ジョー・オダネルが昭和20年

8月29日に長崎の原爆被災地で撮った

ものだ。

この写真を見ると熱く胸にこみ上げて

来るものがある。

山の遭難救助をしていると ふっと思う

ことがある。

この人は何を思ってこの山に来たのだろう

この山頂でどんな風を感じたのだろう・・って

写真家ジョー・オダネルが死んだのは

今年8月9日くしくも長崎に原爆が

落ちた日だった。

  • 2007/10/07 00:06
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