8/3コスミック小屋のベランダから見た
モンブラン三山です
正面の雪壁をモンブランタキュルまで登り
モンモディを抜け、中央に見えるモンブラン
までの行程です
朝まだ暗いうちに、と言うか夜中の
午前2時前に出発の準備です
何度登っても、この時はクライアントの安全と
天候への期待とで、気の引き締まる瞬間です
いつも小屋ではあまり熟睡できないので
ゆったりとクラッシックを聞きながら、自分に
眠れなくても横になって気を休めていれば
大丈夫だから、大丈夫・・・
と、自分に言い聞かせています
ちなみにいつも聴くのはベートーベンの
ピアノソナタ14番の第1楽章「月光」です
名前の由来は詩人のルードウィッヒ・レルシュターブ
がベートーベンの死後、第1楽章を「スイスの
ルツェルン湖の月光の波にゆらぐ小舟のよう」
と形容したためとされていますが、うっかり
第1楽章リピートにしておかないと、第2、第3
と進みかえって目が覚めてしまいます
この日はやっちゃいました・・・・・
タキュルを過ぎてモンモディの核心部です
簡単な氷雪壁ですが、まだ起きていない体に
ムチを打って登らなければならず
先行パーティはかなり難儀していました
先日は20~30cmの積雪 今日は晴天
放射冷却で今日はかなり冷え込んでいます
モンモディを越えて、いよいよモンブランへの
最後の登りです
時々風の音がするだけでとても静か・・
凛とした空気の中、ひたすら頂上を目指します
高度も4000mを越え一番辛いところでもあります
Congratulations!
思わず目頭が熱くなる瞬間です
ガイドは登頂した瞬間から・
無事に降りることが頭を横切ります
何回登っても同じ気持ちになるのですから
気が小さいといえば そうかも知れません
前日にどのくらい雪が降ったかというと
写真を見ていただけたら分かると思います
後ろにいる私は お、これは うん!
お、ここもすばらしい
などと感動しっぱなしですが
皆様も感じてもらえたでしょうか
おかげさまで
午後2時前にはミディ到着です