国際山岳ガイドのブログ

エッセイ、ひとりごと、山の話、シャモニー、グリンデルワルト、ツェルマット、山岳ガイド、パラグライダーのお話 国際山岳ガイドNAGAOKAのアクティブ日記

「おれは穂高に生かされている」

P1030971

新穂高温泉に入るトンネルの手前に

ある「喜楽」という食堂のご主人は

穂高岳山荘の今田英雄さんのお兄さん

にあたる人だ。

昭和26年育ての親、今田重太郎さんは

上高地から穂高稜線への重太郎新道

を当時5才の姪っこ紀美子さんの子守をしな

がら開通させた。

その後、小さいながら山荘の手伝いを

しながら登山道の整備を率先して

行っていた紀美子さんは突然原因不明の

腹痛によって23才の若さでこの世を去った

という。

前穂との分岐点に今でも「紀美子平」という

場所がある。

P1030871

「おれは穂高に生かされている」は生前

重太郎さんがよく言っていた言葉だそうだ。

  • 2011/09/30 00:16
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