お母さんの手作り
先日コンビニで主婦らしい人が
いっぱいお弁当を買って
レンジで温めていた
そして温め終わって会計を済ませ
足早に帰っていったのだが
少ししてお弁当が1つたりない
じゃないの といって戻ってきた
レンジの中に忘れていたのだ
その主婦はかなりの勢いで
前回もそうだったじゃないの
まったく気をつけてよ
と定員に怒鳴って戻っていった
コンビニの定員によると
よく来るらしいのだが、店が込んで
いても無理やり先にレンジを掛けさせ
後で精算するそうだ・・
忙しいのは分かる
たぶん共働きで帰って来ると
すぐに食事の支度をし
お風呂を沸かしながら
洗濯物を取り込んでたたむ
のだろう・・
キット毎日が運動会の
ようなのかもしれない
この様子をみていて
ふと大昔のことを思い出した
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子供のころ本当に母親の手は
魔法の手と思っていた
いつも手際よく夕食の支度をして
いる姿が 今でも思い浮かぶ
当時どうして美味いものが
いとも簡単に作れるのか
本当に不思議だった
そして、その料理をしている
隙をみてつまみ食いをするのが
オレの日課だったような気がする
ある時、ひょんなことから
私が味噌汁を作ることになった
当時、必ず木の箱で鰹節を削り
出汁をとり、具を入れて煮込んでから
最後に味噌を入れた
私としては母親に言われたとおり
やっただけではあるが
何かいっしょに作ったというか・・
お手伝いが出来たというか・・
出来て味見をした時の達成感は
今でも鮮明に覚えている
とにかく嬉しかったのだ
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