国際山岳ガイドのブログ

エッセイ、ひとりごと、山の話、シャモニー、グリンデルワルト、ツェルマット、山岳ガイド、パラグライダーのお話 国際山岳ガイドNAGAOKAのアクティブ日記

2025/06/17

自宅の掛け軸、、

あまり上出来ではないのですが、、

他人が何といおうといいんです、、

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おだてられて、木に登ってしまい、、

自分が書いた小筆の清書を掛け軸にして

みました。

「春の野にすみれを摘もうと来てみた私だが

その野に心を惹かれてとうとう一夜を過ごし

てしまった」という山部赤人の作、

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投稿時刻 09:17 お知らせ, ひとりごと, ウェブログ, 書籍, 書道 | 個別ページ

2025/04/22

お習字の時間

今日は邪念が入っているのかな、、

なかなか思うように筆が動かない、、

ヨタヨタしていて集点がない、、

ダメダメの1日、、

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これは紀貫之作で

やどりして 春の山辺に 寝たる夜は

夢のうちにも 花ぞちりける

訳は

宿をとって春の山のほとりに泊まった夜は

夢の中でも花が散っていた

〜〜〜

私の心も散っていたのだろうか、、

投稿時刻 22:24 お知らせ, ひとりごと, ウェブログ, 書道 | 個別ページ

2025/04/12

晴耕雨読、晴登雨周、

ここのところは細筆が面白く、俳句や短歌を

詠み手の感情を察しながら心静かに書く、、

できないけど、やってみる、、

赤字は先生のお手本、

下手でもやたらと褒めるので、つい木に登る

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訳は

春の野にすみれを摘もうと思ってやってきた

私だが、その野に心を惹かれてとうとう一夜

を過ごしてしまったことだ。

山部赤人の作

平城京 聖武天皇の時代 万葉集三期

投稿時刻 18:29 お知らせ, ひとりごと, ウェブログ, 書道 | 個別ページ

2024/12/31

今日は大晦日

今年も皆さまには本当にお世話になりました

皆様には感謝の言葉しかありません

来年もよろしくお願いいたします

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あと何年この仕事を続けていられるか、最近

ふと不安になりことがあります、物事は全て

無理をして続けてもいいことはありません。

わたしの好きな言葉に「晴耕雨読」という言葉

があります。畑仕事は晴れた時にやればいいし

雨が降ったら無理をしないで本を読めばいい。

〜〜〜〜〜

又私の座右の銘に”人事を尽くして天命を待つ”

というのがあります。   これは

できることは全てやり尽くし、あとは静かに

天命に任せる。   いい言葉ですね

Photo

もう行くことはない、、

20年近く前のモンブラン頂上

来年は年頭の挨拶を失礼させていただきますが

皆様においては良いお年をお迎えできることを

お祈りしております。

本当にありがとうございました。

投稿時刻 21:01 お知らせ, ひとりごと, ウェブログ, ウェブ・技術, エッセイ, ガイディング, クライミング, ゲーム, スポーツ, パラグライダー, 旅行, 映画, 時事問題, 書籍, 書道, 科学, 講習会, 釣り, 音楽, 食 | 個別ページ

2024/12/18

お習字について

一昨日は今年最後のお習字の日でした

私の尊敬する勅使河原里雪先生に会えるのも

今年は最後、本当に尊敬できる師とは字の綺

麗さだけではなく、人にものを教える、その

考え方、人間としてどう接するか、、いって

みて、してみて、させてみて、ほめてやる、

〜〜〜〜〜

授業をお受けているその瞬間はまさに涙が出

るほど幸せな時間です、教えるということは

まさにこのようなことを言うのかもしれない

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これはなんという字でしょうか?

分かりますか?

答えは最後に

〜〜〜〜〜

今回は好きなように好きな思いを浮かべて書く

いわゆる 「キャレ文字」

私は「めでたさも中位なりおらが春」が好き

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先生が書いてくれた赤丸の中に好きなように

書くのもやってみました

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これは「初笑いつられて笑いをはりけり」

お正月楽しいことがあって初笑いを見た時

つられて笑ってしまった、という”風生”作

の俳句です、

台所に貼ってあるのですが、見るたびに

笑ってしまいます、、

〜〜〜〜〜

一番最初の赤い一文字は、私が考える今年

の一文字です、これは今年一年いくつかの

終わりもあり、また出会いというか始まり

もありました、実は当初今年の一文字は

”終”にしようかと考えていました。意味

は終わりというよりは、一つの区切りとい

うニュアンスで考え、一旦区切りをつけな

ければ次に進めないと思ったからです、

でも終わりという字では何か終焉としか感

じられない印象なので、じゃ”続”がいいか

なと先生に相談したら、「う〜ん」続くも

いいけど人生でも一つの区切りの間の”間”

というのはどうかな、と提案を受けた途端

一つの言葉を思い浮かべました。それは

私の好きな落語家先代「桂小文枝」師匠が

笑いは面白い言葉や面白い顔で笑わすんじゃ

ない、言葉の”間”で笑わすのが一流なんだ

という言葉でした。ということで最初の

一文字は”間”です。

投稿時刻 08:31 お知らせ, ひとりごと, ウェブログ, エッセイ, 書道 | 個別ページ

2023/04/18

今日は万葉集から一句

あしびきの やまざくら はなびならべて

かくさきたらば いとこいめやも、、

と読むらしい。    作者は山部赤人

「あしひきの山桜花日並(けなら)べてかく

咲きたらばいと恋ひめやも」

〜〜〜〜〜

内容は

あしひきの山の桜花が何日もこのように咲く

のならどうして待ち望むことがあるだろう

〜〜〜〜〜

「あしひきの」は「山」にかかる枕詞。
歌の内容はそんな「あしひきの山の桜花が何日

もこのように咲くのならどうして待ち望むこと

があるだろう」と、待ち望んでいた満開の桜花

に出会えた喜びを詠うと同時にまたすぐに散っ

てしまうだろう名残惜しさも訴えています。

わずかな期間に咲きほこり、潔く散っていく桜

花に心を惹かれるのは現代人だけでなく万葉人

も同じだったのでしょうね。


万葉集では桜よりも梅の花のほうが多く詠まれ

ているとよく指摘されますが、実際にはこの歌

のように桜を詠んだ歌も多く、単に「花」と表

現されている歌の中にも桜のことを詠っているも

のがあるのだとも言われています。

<出典 万葉集辞典>

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そう言えば、今日新しい細筆用の雅印ができて

きました。

やはり雅印を押すと締まりますね。

投稿時刻 00:01 お知らせ, ひとりごと, 書道 | 個別ページ

2023/02/01

今日は午前中飛んで、

今日は最高の天気でしたが、朝一番で

ぶっ飛び、でもWださんにお野菜をもらい

得した気分で帰って来ました。

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すみません 写真が違ってました、、

お昼前にはドクターに足を診てもらい

午後は「お習字」でした。

ドクター曰く、

まさか山に登っているんじゃないだろう

登っていたらなかなか治らないよ、、

あ、はい

〜〜〜〜〜

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いつもながら 先生曰く

他人と比べない、誰にも競わない、

好きな字を好きな時に 気持ちよく書くこと

あ〜 今回も人生を教えていただきました。

これは「過ぎたるは及ばざるが如し」

徳川家康の言葉ですね。

何事も「中庸」が大切ですって、、

ちなみに私はこの文章だけは暗記しています。

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し

急ぐべからず、不自由を常と思えば不足なし

心に望みおこらば困窮した時を思い出すべし

堪忍は無事長久の基 怒りは敵と思へ 

勝つことばかり知りて負けることを知らざれ

ば害その身に至る 己を責めて人を責めるな

及ばざるは過ぎたより勝れり」

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人の一生というものは、重い荷を背負って

遠い道を行くようなものだ。急いではいけない。

不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。

心に欲が起きたときには、苦しかった時を思い

出すことだ。がまんすることが無事に長く安ら

かでいられる基礎で、怒りは敵と思いなさい。

勝つことばかり知って、負けを知らないこと

は危険である。自分の行動について反省し、

人の責任を攻めてはいけない。

足りないほうが、やり過ぎてしまっている

よりは優れている。

〜〜〜〜

おっと原稿が間に合わない、、今日徹夜だ

投稿時刻 18:09 お知らせ, ひとりごと, 書道 | 個別ページ

2022/11/28

まだまだ我慢が続きます。

アクティブに動けないので、習字のお稽古を

してみました。もうすぐ師走ということも

あり年始の言葉を書いてみたのですが。

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賀正、迎春、兎、寿です。

先生に見ていただいたら珍しく花丸が、、

つい褒められると木に昇ってしまうのです。

2枚目は、、

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発という漢字の書き順が違っていたのが

いままで気づきませんでした。

先生曰く

長岡さん、習字は流れです、、

一つ一つ途切れず、流れるように滑らかに

正確に書いていくことが大事ですよ。

、、、、。

あれ、 ショートロープ技術や

ロープの結束と全く同じだ、、

〜〜〜〜

ところで、先日から三十年以上住んでいた

自宅の取り壊しをしています。

東京から戻ってきて、しばらく借家を改装

して住んでいましたが初めて建てた家です

今考えるととても住みづらい家でした。

隣に3階の住宅が建ってしまい、朝から午後

3時過ぎまで陽が当たりません。西陽だけ

はよく当たりますが、、 これからは毎朝

起きるとすぐ電気を付けてまわる生活から

オサラバです。

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投稿時刻 15:34 お知らせ, ひとりごと, エッセイ, 書道 | 個別ページ

2022/11/10

今日のお習字、

「あしひきの 山どりの尾のしだり尾の ながな

がし夜をひとりかもねむ」   柿本人麿

〜〜〜〜

<私なりの現代語訳>

山鳥の尾の、長く長く垂れ下がった尾っぽの

ように長い夜を(したいこともできず、見たい

映画も見れず)独りさびしく寝ることだろうか

〜〜〜〜

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〜〜〜〜

この歌の作者、柿本人麿は、705年ごろに石見

の国司として赴任し、そこで亡くなったといわ

れています。石見の国は現在の島根県の西の端

益田市にあります。益田市は、中世の豪族益田

氏の本拠となったところ。山陰の小京都として

有名な津和野町に隣接し、史跡や名所が数多く

残されています。  <小倉山荘/参照>  

柿本人麿ゆかりの柿本神社があるのはJR益田駅

の西ですが近辺には雪舟の郷記念館や雪舟庭園

(万福寺)、県立万葉公園などもあります。

〜〜〜〜

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〜〜〜〜

そうだ元気になったら山陰の小京都に行こう!

ということでじゃらん予約を、、

〜〜〜〜

投稿時刻 08:15 お知らせ, ひとりごと, エッセイ, 旅行, 書道 | 個別ページ

2021/09/20

今日は小望月

満月十五夜の前日のことを小望月というそうだ

満月のことは望月ともいい、明後日は十六夜月

いざよいつきになる。

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ちなみに十六夜月とは「ためらうように遅れて

出てくる月」のこと翌日は立待月「立って待っ

ているとすぐに出てくる月」のこと。その翌日

は居待月「座って待っていると出てくる月」ま

たその翌日は臥待月または寝待月といい「月の

出が遅く、横になって待っていると出てくる月」

と言うのだそうだ。

〜〜〜〜〜

ということで、今日のお題は待宵月と十六夜、

  「待宵月とは待つ心」

「花も月も待つ心を尊重することから、十五夜

の月を愛でるあまり、その夜の曇るのを心配し

て前夜の月を鑑賞しておこうと思う」→待宵月

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う〜ん いまいち、、

投稿時刻 22:44 ひとりごと, 書道 | 個別ページ

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