山岳遭難救助研修会 終了
いつもながら熱い研修会でした。
山岳救助を時に仕事としている防災航空隊
自衛隊、警察の方々本当にお疲れさんです。
今回は私の考え方を幾つか実践していただ
きました。その一つに「ガーディアン態勢」
があります。これは安全管理という役職で
はなく実際に想定訓練や研修中に要求(事故
にあった人)役をしたり試技をする人の中
から一人何にもしないでその訓練を見守る
そして、ハザードをリスクに変えないように
訓練に内在するハザードを見抜き、決定的な
リスクを回避(マネイジメント)する役目
と思ってください。
ハザードという(例えば爆弾)はそのままでは
問題ないが点火、加熱、衝撃という要因が加
われば爆発というリスクが生まれる。
事故を未然に防ぐためには爆弾をいかに爆発
させないようにするか考えるよりは、初めから
爆弾を持たない、あるいは爆弾を限りなく線香
花火に変えるような考え方が必要だと思う。
その一つが今回の「ガーディアン態勢」です。
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