衝立岩
昭和29年春
日曜日となれば
朝夜明け前から
土合駅は人で
ごった返していたという
東京からの電車は
地下70mのところにある
モグラ駅に停まる
登山者はそこから
486段の階段をただ
黙々と登っていく
何を考え、何を思い
一の倉を目指したのだろう
こんな思いに浸れるのが
みなかみ町湯原にある
みなかみ山岳資料館だ
当時の写真や、登攀道具が
身近に見ることが出来る
ここは肩の小屋のご主人
馬場サンが館長を務める
入場料は無料だ
その開所式が今週の日曜
8日に行われる
誰でも参加できる
私が始めて谷川に
登ったのは昭和47年だった
何も分からず、ひたすら
先輩の後を追った・・
いろんな登り方をした
今思うとよく生きていたものだ
コメント