大切なもの
釣りはいい
ゆったりとした時間という
大切なものを与えてくれる
先日地方のラジオ局
ラジオ高崎の人達や
シネマテーク高崎の人達と
飲む機会があった。
余計なお世話かもしれないが
どちらも苦しい財政の中
一生懸命頑張っている。
もう10年近く前になるが定期的に
「リーブルリーブル」という
ラジオ番組のゲストとして
お邪魔していたことがあった。
山の紹介をしたり、
私に似合わず花の話をしたり、
キノコや山菜の食べ方まで
好き放題しゃべらせていただいた。
あるクールでは高崎の職人さんを
紹介したこともあった。
花火を作っている煙火師
和ごまを作っている拳玉師
芸術的な組子を作っている建具師
もう四代続いているお麩屋さん
まだまだある。
そういった職人さんに会って話を
していると、ある共通点に気がついた。
取材に行って月並に一番つまらない
この仕事が好きですかなどと聞くと
「てめえ べらぼうめ きれえで
こんなしごとやってられるかってんだ」
気持ちはこもっていても実際はこんな
言い方はされていません。
時には景気の良い答えが返ってくる
のだが、ほとんどは
う〜ん、まあ〜 とか
今は〜 あまり などと
あまり景気は良さそうではなかった。
しかし、そんな景気のことは関係なく
取材をみんな本当に快く迎えてくれた。
嬉しそうな顔で、「そうかい 君の
本職は山に登ることかい」
「山に登っておもしろいかい」
なんて、逆取材を受けたことがあった。
明治初期から変わらない麩だよとか
キラキラした目で話してくれる。
そしていつもいっぱい
お土産をいただいた。
つい最近まで、このキラキラは
何だろうとずっと思ってた。
そう実は 恥ずかしながら少し
分かったような気がした。
その仕事が好きか嫌いかなんて
そう簡単に言える事じゃない
ただはっきりと言えるのは
間違いなく職人といわれる人達は
仕事を大切にしているのだ。
先代に学ばなくては・・
山本様
分かったように言っている
私をお許しくださいね
投稿: kenny | 2009/12/11 01:05
おっしゃるとおりです。
ほんと、仕事を大切にしたいですねっ!
投稿: 山本ケイイチ | 2009/12/09 23:27