優しい頂上
幽ノ沢へのアプローチ
ワカンを履いて股下まで潜ります
ここのところの気温の上昇と雨で
ある意味・・
恐るべし 谷川岳と化しています
私も何度となく2月の谷川に来ていますが
決して甘く見ている訳ではありません
一歩間違えれば稜線で叩かれ
すぐに極寒の世界へ落とされる事は
百も承知です
ゲストには理解していただき
一ノ倉沢の東尾根へ転戦
しかし、ここも甘くはありません
もちろん全くトレースは無し
時折降ってくるアラレとミゾレに
耐えながらの登攀になりました
ところが・・・
最後の雪壁を登りあげると
待っていたのは、少しの間では
あったけど、あまり風のない
優しい頂上でした
帰り 登山指導センターに寄って
いただいた
温かいコーヒーの旨かったこと
言葉では言い表せません
また、あのビショビショの衣類やガチャを
イヤな顔一つしないで、一緒に乾かして
くれた湯桧曽温泉「永楽荘」の方々に
とても感謝しています
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