「邂逅(かいこう)の森」熊谷達也/著
久しぶりに新幹線の中にある小雑誌
「トランヴェール」今月号を見た。
その中に秋田マタギに学ぶ自然との共生
の下りがある。
山を「神」と崇め、山をと尊び、その
恩恵を生きる為に 少しだけ授かる・・
マタギは熊を捕るとは言わず授かるという。
「邂逅の森」
慌てて埃だらけになっている本を取り出し
読み返してみた。
本の中に主人公が襲ってきた熊に対し
「おめ〜の仲間を散々殺めてきたから、
こんどはオレを食って生き延びろ」という
下りがある。 まさに背筋が凍った。
これほど、本を読み返してゾクッとした
経験は記憶にない。
今の自然保護のやり方・・
自然との関わり方・・など
今更ながら考えさせられる本だ。
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