徳川家康の遺訓
もう十数年前になるがブログを始めたきっかけ
はエッセイが書きたくて始めたのだ。クライミ
ングや、沢登り、釣り、山菜・きのこ採り等、
つまるところ旅が好きで、いった先々の紀行や
文化を自分なりに書きたかったのだ。
〜〜〜〜〜
しかし、最初に書いたブログは徳川家康の遺訓
だった。これは父が私の幼い頃この一節を言わ
ないとお風呂から出してもらえなかったという
いわく付きのもの、
今思い起こすと、ここに人生の大切なことが
書かれてある。
〜〜〜〜〜
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。
急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。
こころに望みおこらば困窮したる時を思い出す
べし。堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害
その身にいたる。おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
〜〜〜〜〜
要約すると
人の一生というものは、重い荷を背負って遠い
道を行くようなものだ。急いではいけない。
不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。
心に欲が起きたときには、苦しかった時を思い
出すことだ。
がまんすることが無事に長く安らかでいられる
基礎で、「怒り」は敵と思いなさい。
勝つことばかり知って、負けを知らないことは
危険である。
自分の行動について反省し、人の責任を攻めて
はいけない。
足りないほうが、やり過ぎてしまっているより
は優れている。
〜〜〜〜〜
そういえば 徳川23代宗家にわたしの教え子が
嫁いだのだ。結婚式にも出させていただいた。
今は何をしているのだろう、、、