« 2006年5月 |
メイン
| 2006年9月 »
何じゃこりゃ と言わないで
これでもヴィバーク訓練なんです
ヴィバ-ク地の選定はまず
下が安定していて落石や水等の
外的な危険性のないところ
次に風の影響をなるべく
避けられるところ
そして退路が取れるところ
つまり簡単にいうと
安全な所ですな
これは三の窓雪渓を
登っているところ
この時期だというのに
雪の状態は、ほとんど上まで
安定して登ることができました
ビックリ!
ここ最近では珍しいと思います
またここの所、友人がこぞって
遠征に行っていますので
仲間が少なく
寂しいかぎりです
久々の湯川
サイコキネシスは
いつ見ても素晴らしい
クラックだ
誰かがこれだけ
綺麗なクラックは
敬意を表してスタートから
レイバックを使わず
正面から行けと言っていたけど
ほんとその通りだと思う
よし!
次回からするぞ
バレブランシェ
の真ん中にある
ポワント・ラシュナナル
/コンタミンルートを
登った後に帰りながら
撮った写真
何を撮ろうとしていたのだろう
忘れてしまった
槍ヶ岳山荘のご主人
穂刈さんとのショット
山荘の隣に夏の間
慈恵医大の出張診療所
があるのを知っていますか
今回はそのちょっとした
裏方のお手伝いをしました
「あの~気持ち悪いのですが」
「どこから来ましたか?」
「上高地からです」
「そうですか 今日は暑かったですが
水分を充分にとりましたか?」
「わたし普段からあまり水分は
とらなくても大丈夫なのです」
「・・・・・・」
「夕べはよく寝ましたか」
「夜行できて ちょっとお酒を飲んで
あまり寝ていないですね」
「・・・・」
「大きく深呼吸してみてください」
「深呼吸するとめまいがするので
薬をください」
「・・・・・」
「降りたほうがいいですよ」
「・・・・・」
こうゆう人はいないですよね
絶対に きっと たぶん
そんなわけで、その出張の
お医者さんと小屋のご主人には
大変お世話になりました
本来ブログは
毎日のことを
書くのだから・・・
俺のは意味無いと!?
まっ いいか
今年もシャモニーNo1
時間が自由なガイド
つまり・・
写真はブルーベリーと
フランボアーズのジャムです
お砂糖は通常の半分ぐらい
でもこれがうまくいくんですね
不思議と
エギュー・ド・ミディ
に登り、東側の雪稜を
降りると目の前に
飛び込んでくる花崗岩の一枚岩
そのミディ南壁の有名な
クラッシックルート
レビュファルートに登りました
本当に素晴らしいルートで
毎年登っている私でさえ
登っていくうちに終わってしまうのが
もったいなく思えてきます
でも人気ルートのせいか
いつも混んでいます
これはメールドグラス
での研修の一コマ
メールは海
グラスは氷河
つまりその以前はもっと
もっと大きかったのだろう
ある時イギリスの貴族が
モンタンベールで
こう呼んだそうです
これはまるで
氷河の海 だと・・・
後ろの列はイタリアの
国境警備隊です
帰ってきました
ことしも皆様のおかげで
無事にマッターホルンを
始めすべてに登頂する
ことができました
本当にお疲れ様でした
この報告はまた別の
機会にするとして
6月中はENSAといって
フランスのシャモニーにある
国立/山岳スキー・アルパインガイド
養成学校のようなところに
入って研修をしていました
おれの部屋↑
三食まかない付き
夕食にはワイン飲み放題
アイス食べ放題
食事お代わり自由
フルーツ食べ放題
まるで夢のようでした
たとえばピザは
ごらんととおり
少し太るかな
と思いきや、
研修がかなり厳しいので
ぜんぜん太りませんでした
でも・・ 違う意味で
軽く やばい