謙信、物見の岩
今週先週とi-nacに講師に行っている。一年に
この時期だけ20歳前後の若い生徒と一緒に登
山について、ガイドについて語れるのだが、、
しかし今年は違っていた。2年生と初めて顔を
合わせた時から、何か雰囲気が違うのである。
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1年生の時は20人近くいたはずなのだが、2年
生になって私が教壇に立ったときにはわずか
8人になっていた、、いろいろあったららしい
ことは察しがつくが、一人は風邪気味で最終的
には7人でのスタート、、
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私は常々生徒のやる気は講師次第と思っていた
し、努力すれば必ずついてきてくれるとも思っ
ていた。少しこころが折れそうになったのだが
そうだあれこれ考えずに精一杯、一生懸命にや
ろうとガイドのコンプライアンス、法的責任、
事例読み解き、ロープワークとセルフレスキュ
ー、と1日頑張ってみた、、
2日目は長野善光寺裏にある物見の岩にて実地
講習だ。ここは上杉謙信が川中島の戦いで出陣
した際、この岩の上から武田勢の動きを物見/
今でいう偵察したところといわれている。花岡
平の霊山寺から大峰山へと続く道の途中にある
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ところが集まった生徒はたったの3人昨日出席
した生徒も4人休んでしまった。なんというこ
とだ、こんなことは初めて、、、さすがの私も
しばし考え込んでしまった。自分の無力さと
教えることの難しさを知った瞬間だった。
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どんなに時が経ってもこの日は忘れないだろう