国際山岳ガイドのブログ

エッセイ、ひとりごと、山の話、シャモニー、グリンデルワルト、ツェルマット、山岳ガイド、パラグライダーのお話 国際山岳ガイドNAGAOKAのアクティブ日記

2010/12/03

アンニョンハセヨ

P1010374

今週は仕事も含め、いろいろな下見があって

韓国に行っていました。

上記の写真は当時の衣装で行う

近衛兵の交代式の様子です。

P1010371

ソウルでは写真の観光案内人?がいたる

ところにいて、道はもちろんですが、上記の

近衛兵の交代式のことや、食事のことまで

とても親切に教えてくれます。

P1010379

路上では栗を焼いて売っていました。

この光景を見た瞬間、私は以前の神田市場

/秋葉原電気街の隣にあったんですよ/

のことを思い出してしまいました。

今は大田市場となって移転しましたが

その神田市場に朝早くというか、夜中に行くと

おばちゃんがストーブの上でお餅・サツマイモ

スルメ・栗などその時の旬なものを焼いて

売っていました。

冬になるとことのほか、おばちゃんに会うのが

うれしくなってきます。

つらい仕事の合間に、先輩の目を盗んで

おばちゃんから買う栗のうまかったこと

そんな中、来る日も来る日もおばちゃん

の姿が見えない時がありました。

ある日仕事そっちのけで、おばちゃんを探した

のでしたが見つかりませんでした。

その後、二度とそのおばちゃんに会うことは

ありませんでした。

旅に出ると、何気なく見る風景にも

いろいろな思いが湧き出てきますね。

投稿時刻 11:09 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/11/18

ウィルダネスファーストエイド

Imgp1871

ウィルダネスファーストエイドとは

野外救急法のことです。

アメリカやカナダでは、この講習を

一定時間/90時間以上受けないと

ガイドをすることができません。

そのファーストエイド講習を今回受けています。

写真は熱射病の人をどうしたら効率よく

冷やせるかのデモです。

今回ミニテストもあり、かなり真剣に

取り組んでいますが・・・

投稿時刻 22:34 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/11/12

う〜む  頑張ろう

Imgp0986


昨日は京浜蒲田の近く糀谷にある

クライミングジム「サンマウンテン」

での講習会でした。

毎回、熱心に大勢の人が通って来て

くださっているのですから、そこは

少しぐらい脱線しても!?

一番やりたかったラッペルが・・・

時間が・・ おして、おして

なんてこった。


Imgp1007


でも必ず 帳尻は合わせます。

ほo~


いろいろな講習会もガイドとして

しっかりと出来なくてはなりません。


へe〜


つまり、  ガイド足りとて

いや、  プロのガイドだからこそ

いつまでたっても学習努力が必要です。

口で言うのは簡単だけど、これが実に

難しい。


しっかり 教えられる。

どんな質問にも 答えられる。

つまり、相手にキチンと理解してもらう。

永遠のテーマですね。

first_track_in_tateyama1.docをダウンロード


ところで、まだまだ立山BCスキーツアー

募集しています。

皆様 是非宜しくお願いいたします。


投稿時刻 18:52 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/11/09

お、重い・・

P1010246


この時期の三つ峠は、人も少なく静かで

登りやすく、すっきりしていて

そして、何よりもこのロケーション

本当に良いですね。

先日は我々の他にもう一パーティしか

いませんでした。


P1010230


前日から入っていましたので、この日は

久々のクライミングを堪能出来たと思います。

喜んでいただけたら良いのですが・・

そして

次の目的地へ移動するとき、いつものように

途中温泉に寄っていきました。

ゆっくり横になって寛いでいると

いつしか寝てしまいました。  

すると

何となくお腹のあたりが重く感じられ

なにやら煮干しの臭いのような・・・

P1010262


目を開けてみて、びっくりしました。

なんと


子猫がお腹の上にいるではないですか

投稿時刻 22:45 ひとりごと | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)

2010/11/03

オオカマキリ

Img_3613


自宅の庭にオオカマキリがいた。

しばらく覗いていたが、ピクリとも

身動きをしないでジッとしていた。

何でもカマキリのメスは大きく産卵がちかずくと

小さいオスを食べてしまう!

ということをよく聞くが、調べてみると

全部の種類がそうではないらしい。

世界には何と2000種類ものカマキリが

いるのだそうだ。

この茶色と胴体は枝や葉っぱに似ているようだが

熱帯地方では花びらのように擬態する

「ランカマキリ」なるものもいるそうだ。

また体腔内に寄生する寄生虫にハリガネムシ

がいて、成長したハリガネムシは寄生主つまり

カマキリを水辺へと誘導し、水を感知すると

産卵の為に脱出するのだそうだ。

写真のオオカマキリは町に住むので

あまり見られないそうだが、山間地に住む

ハバヒロカマキリには よく見られるという。

投稿時刻 00:01 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/11/01

からむし手打ち・・

P1010204

またまた登場です 雲洞庵の土踏んだか

ここ雲洞庵は「天地人」でおなじみの

喜平次、後の上杉景勝や与六、後の直江兼続

が幼少のころ、この寺で学んだという由緒あるお寺。

P1010206

写真の「方丈の間」は実際に幼少のころ

兼続が学問を学んだとされるところだ。

母親はとても興味を持ったようで、

親父をそっちのけで!?

この場所でしばらく覗き込んでいた。

その帰りに寄った蕎麦やさんが「兼続庵」

P1010221

この辺では芋(からむし)と言われている

”むかご”みたいなものをつなぎに使っている

とても滑らかで、尚且つコシのある蕎麦だ。

なんて香りのいい、ふんわりとした食感なのだ。

P1010215

投稿時刻 00:26 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/10/22

水陸両用

Imgp1798

きょうも無事に一日が終わった

お疲れ様でした

Imgp1807

投稿時刻 23:26 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/10/21

大笑い

Imgp1779

見事なキノコが今年も研修地に出ていた

このキノコを見るといつも思い出す・・・

以前ある講師がこのキノコを取ってきて

鍋にして食べる寸前だったその時、群馬の

御大が一応林業試験場へ聞いてみたら

と一言、たまたま林業試験場へ行く機会が

あったので聞いてみたらビックリ!

なんと猛毒の大笑い茸・・・・

ホント 危なかった

もう少しで「文登研講師毒キノコで全滅」

なんて新聞紙をにぎわすところだった

昔のことですが・・

Imgp1790

もちろん今も昔も研修はまじめに

やっています

追伸、

前回の松葉杖写真私ではありません

ご心配をお掛けいたしました

投稿時刻 20:22 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/10/19

地味な仕事・・

Imgp1774

今週は山岳遭難救助研修の仕事です

ロープを使って山岳救助するには・・

ロープの特性、カラビナのこと、地図のこと

支点のこと、張り込み等システムのことなど

 いろいろ基礎から総合的に学んで

組み立てていきますが、

実際の救助というのは、ガレ場、岩場など

足場の悪いところを 

暗い中、雨の中をひたすら大声を出しながら

探すことから始まるのが常です

彼らは捜索のプロですから弱音は吐けません

あらら  その足は・・・・・。

投稿時刻 20:13 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/10/09

ハーフドームフリーソロ

Img_3609


昨日は東京大崎においてパタゴニアプレゼンツ

バンフ・マウンテンフィルム・フェスティバル

に行ってきました。 このフェスティバルは

毎年11月にカナダのバンフで行われるドキュ

メンタリーフィルムの祭典200本の中から

特に評価の高かった10作品をワールドツアー

として世界28カ国で上演される一環として

あったのです。


バンフ・マウンテンフィルム・フェスティバル
公式ホームページ


内容は まさに厳選されているだけあって

驚きの作品ばかりでした。

中でも、私も今年ヨセミテに行ってきたのですが

あの600mの花崗岩壁/ハーフドームのレギュラー

ノースウェストフェース(Ⅴ1、5.12a、23Pitchs)

をアレックス・ホノルドはロープを全く

使わないフリーソロで登った時のフィルムが

ありました。


Imgp0736

ハーフドーム


壁に取り付くまでの心理状態や、途中

恐怖心に襲われ一時登れなくなる場面も

ありました。

全く違う次元ですが 

私も以前、ヨセミテのエルキャピタン

ラーキングフェアー(V1、5.13 A0)

もちろんエイドクライミングですが

取り付きに着いたとたん、足の震えが

止まらなかった時のことを思い出しました。


私は登り終わって頂上に着いた時

喜びとか充実感というよりは、 ただ

「終わった、もう登らなくてもいいんだ」

ということだけでした。

彼は どう思ったのでしょうか。

投稿時刻 17:01 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

« 前へ | 次へ »
フォトアルバム

携帯URL


携帯にURLを送る

カテゴリ

  • お知らせ
  • ひとりごと
  • ウェブログ
  • ウェブ・技術
  • エッセイ
  • ガイディング
  • クライミング
  • ゲーム
  • スポーツ
  • パラグライダー
  • 旅行
  • 映画
  • 時事問題
  • 書籍
  • 書道
  • 科学
  • 講習会
  • 釣り
  • 音楽
  • 食

アクセスランキング

最近の記事

  • アスリートサミット/アクティビティ
  • ノースフェース/アスリートサミット
  • OMMのマーシャルに行ってきました、、
  • 三つ峠クライミングは黒岩に変更
  • シルクドソレイル
  • こんなにハナイグチが、、
  • 近くの湖での記録
  • 山岳遭難救助講習/谷川岳山岳警備隊
  • 今年最後の沢登りは最高!
  • クライミングは楽し、

アーカイブ

  • 2025年11月
  • 2025年10月
  • 2025年9月
  • 2025年8月
  • 2025年7月
  • 2025年6月
  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月

もっと読む

プロフィール

フォトアルバム

  • Img_3340
    kenny's album
  • P1020580
    アラスカ デナリ

kenny's album

  • Img_3340
    これらの写真は個人で楽しむこと以外 いかなる複写、転送、保存を禁止いたします