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内蔵助平から黒四ダムに向かう途中
右手に見える黒部の巨人が
丸山東壁です。
この壁は殊の外、思い出がある。
アイアンマン、アンパンマン論争
もそうだ。
アイアンマンは一昨年亡くなった
E籐さん作ったルート
もうだいぶ前だが、作られてすぐ登りに
行った。 しばらくして
このルートが・・・だと言って
対抗するようにアンパンマンができた。
中央の亀裂が大チムニー、その左手に
緑ルート、その又左手がアイアンマンだ。
大チムニー左手の途中にあるバンドの窪み
が「ホテル丸山」その又ずっと左には
雨パラもある。 本当に懐かしい。
冬季に関しては関電トンネルが使えたので
日向山ゲートから山探/発信器をもらい
丸1日歩いて来ることが出来た。
最近は冬季に登ったと聞いたことがない。
私はこの壁を
もう登ることもないだろうな・・
先日のアップは間違いで小窓雪渓でした。
右手に少し見えるのが、その小窓
小窓は午後かなりの確率でガスがかかります。
だから鉱山道が分からなくなってしまうのですね。
こちら上記の写真左が三の窓雪渓です。
これから一雨ごとに寒くなり
一気に紅葉が進のですね。
投稿時刻 23:15 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
連休の混雑を予想して、1日早めの出発
にしてもらいました。
おかげさまでたいした混雑もなく
今回は早めに剣沢の小屋に入り
ゆっくりと鋭気を養い、次の日の
長い行程に備えることが出来ました。
上の写真
剣本峰越しに見える剣沢上部を眺めると
もうだいぶ来たことが分かり、ホッとする。
快調に、いや順調に進んでいるようだ。
池ノ谷ガリーでは、いくら説明しても
正面に見える小窓の王を眺めている
余裕は無いかもしれない。
比較的安全と思われるところで
チンネの頭、八つ峰の頭、など説明している
間も落石来るなよ、滑って転ばないようにね
と、祈る思いです。
ルートはもうお分かりですね。
今年は仙人池のばっちゃんの所ではなく
池ノ平さんにご厄介になりました。
というのも、シャモニーにいる時でしたが
この北方稜線を計画中に、グットタイミングで
小屋の管理者今朝和さんからメールが来たのです。
その今朝和さんが、命名したのですが
思わず笑っちゃいます「モンローの唇」
雪渓が残っているときは、もっと鮮明に
シャインリップのように見えるそうです。
その唇の上部はチンネです。
そして
小屋では20数年ぶりに昔の仲間に会いました。
その時の言葉・・
「失礼ですがどちら様でしたでしょうか」
黒部の写真家に失礼極まりなく、ぶっ飛ばしモンです。
その他にも研修所で一緒だったAさんや
山小屋の人にも親切にしていただき
久々に いろいろなことを忘れ、楽しい時間を
過ごさせていただきました。
「感謝」以外言葉が見つかりません。
危うかった天候にも恵まれ。
清々しく、暑くない登山を久々に満喫しました。
おかげさまで、内蔵助平を通り黒四ダムには
お昼過ぎに着きました。
皆様にとても感謝しています。
はしご段乗越しから見た 小窓雪渓です。
投稿時刻 11:24 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
Patagonia presents
Banff Mountain Film Festival in Japan 2010
世界で最も優れた国際的なアウトドア映画祭「Banff Mountain Film Festival(バンフ・マウンテン・フィルムフェスティバル)」が、今年も日本にやってくる。
Banff Mountain Film Festivalとは、毎年11月にカナダ・アルバータ州バンフで開催され、30年以上の歴史をもつ世界最高峰のアウトドア映画祭。アドベンチャースピリットと山岳カルチャー、そして自然環境の素晴らしさを称え、そのメッセージを正しく拡げていくことを目的とした国際的なアウトドア・ドキュメンタリーフィルム・フェスティバルだ。毎年世界各国から300本以上の映画やビデオがコンテストに応募され、以下の8つのカテゴリーで優秀作品を選び出されている。
(バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル・イン・ジャパン・2010)
■公式WEBサイト
http://www.banff.jp/
■イベント協賛企業
主催:パタゴニア日本支社
■日程
8月28日(土)山形県朝日町・Asahi自然観
9月11日(土)乗鞍高原・乗鞍屋外特別会場
10月3日(土)松本・まつもと市民芸術館(予定)
10月8日(金)~11日(祝)東京・ゲートシティ大崎「B1ゲートシティ・ホール」
10月10日(日)~11日(祝)京都・上賀茂神社(世界遺産)
10月17日(日)大阪・IMPホール
10月17日(日)妙高市・妙高文化ホール
10月31日(日)名古屋・名古屋デザインホール
11月6日(土)札幌・道新ホール
11月13日(土)福岡・NTT夢天神ホール
11月20日(土)仙台・若林区文化センター
~上映作品~
※下記以外にも様々な作品が上映されます。
くわしいプログラム構成は公式ウェブサイトをチェック!
■タイトル:Project Megawoosh
(プロジェクト メガウーシュ)
2009年 ドイツ 4分
監督:ミン・ドゥオン
制作:ニコラス・ハナク
ドイツのエンジニア、ブルーノ・カマールが世界最長の人間ウォータースライダーを完成させる。
映像はインターネットでの公開でウイルス的に感染を広げ約140万ヒットを記録。その後まもなく制作者はバンフ映画祭向けに特別版を制作し、審査員特別賞を受賞した。
■タイトル:Solo(ソロ)
2008年 オーストラリア 58分
監督:デヴィッド・ミコッド、ジェニファー・ピーダム
制作:ジェニファーピーダム
2007年1月、アンドリュー・マッコリーはオーストラリアからニュージーランドまで地球上の海でもっとも過激で淋しい1600Kmを渡る初のカヤッカーになるべく出発した。彼は狭いコクピットの中で、海を渡る30日間の考察を記録しつづけた。この作品はそのビデオダイアリーから回収された映像と、彼の未亡人、友人、アドバイザーらのインタビューで構成されている。結末は居心地の悪いほどにリアルであるが、このスポーツにおける初めてのために生命をかけた冒険家の心模様を繊細に描き出している。
■タイトル:Azazel(アザゼル)
2007年 フランス 22分
監督/制作:ギローム・ブロウスト
4人のクライマーが20日間にわたりパキスタンのトランゴ・パルピット・タワーのニュールートを開拓する遠征を追ったドキュメンタリー。彼らは地に足のついた性格でユーモアもあり、神秘的な6000m級のクライミングをまるで子供が遊ぶようにやってのけた。実際のところはまったくそんなレベルではないのだが……
■タイトル:Signatures(シグネーチャーズ)
2009年 アメリカ 51分
(特別編集版 Canvas of Snow 16分)
監督:ニック・ワゴナー
制作:ベン・ストラエヴスキー
「自分で登ってその分滑る」という哲学のもと北海道ニセコのバックカントリーをメインにパウダーライディングから春先のコーンスノーのライディングまで、美しい日本の四季とその自然に常に関わる生活を送る人々の日常を追ったドキュメンタリー。海外の映像作家が日本の美しさや文化を追った話題作。
まだ他にもあります。
是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
投稿時刻 00:36 お知らせ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
夜叉神まで車で入り、そこでバスに
乗り換え広河原まで行き
又バスに乗り換え 北沢峠まで行く。
北岳バットレスを登るとき以外
広河原は最近来たことがないが
しかし、今回は違う。
最近人気という「アサヨ峰」から鳳凰三山
への縦走路は、行けば あぁ、なるほど
とすぐに納得するくらい、素敵な登山道だ。
夕日は どことなく まるで宝の在り処を・・
朝日は あたかもそれが当たり前のように
覆い隠す・・ なんて
景色がすばらしいのは良いのだが
南アルプスの山小屋は、私には少し
違和感がある。
あまり、たいした問題ではないのですが
布団に入って寝るとき
いろんなことを考えてしまい
しばらく眠つきが悪かった。
地蔵ヶ岳では オベリスクまでご案内し
周りから羨望の目で見られました。
投稿時刻 21:13 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
谷川岳 清水峠もまだ夏真っ盛り
日陰が無いと縦走はつらい・・
~~~~~
気象庁は過去113年間で、もっとも夏の
平均気温が高かった今年の異常気象
の原因を発表した。
チリ沖の海水面の温度が半年以上も
上がるエルニーニョ現象が続いたことや
日本付近の気温が上昇した為、チリ沖の
海水温が下がって、夏の日本付近の気温が
上がる、ラニーニャ現象が主な原因と発表した。
しかし、
そのエルニーニョ現象やラニーニャ現象が
近年なぜ頻繁に起きるのか?
そこにスポットを当てないといけないのでは
などと思ってしまいます。
谷川岳山域の”蓬とうげ”から見た
夕日です。
奥にうっすらと見えるのは足拍子山
この山は冬にその進化を発揮します。
さすがに夕方になると蒸し暑さは消え
気持ちの良い風を受けながら
この心地よさを街にいるすべとの人に
届けられたら・・・
いろいろなことを考えながら、久しぶりに
まったりとした時間を過ごすことができました。
投稿時刻 20:36 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)