アペラシオン,Haut Medoc!
今日は、いや今日もレストなのでワインの
話を少し、このアペラシオンはブドウの原
産地のことです。まずこの表記が無いもの
はワインとして微妙です。フランスでは A
OC(原産地呼称統制法)によって厳しく管
理されています。
一番左のChateau Barreyresは1991年に
それを取得したカステルの家族によって完
全に復元された印象的でエレガントな19世
紀の建物です。今日、それはVinexpoでBa
rreyresの夜のような名声のレセプション
に使用されているそうです。まさにメドッ
ク遺産の宝石といわれている所以ですね。
私の大好きなこのHaut Medocはカベルネ
・ソーヴィニヨンとメルロに誇りを持ち、
このぶどう種の配合は19世紀以来全く変更
されていません。今回は3年ぶりにこのワ
インを見つけ奮発して購入してしまいまし
た。日本に帰ってワインを開けたときにど
のような世界を見せてくれるか今からワク
ワクです。
真ん中のワインもHaut Medocではポピュ
ラーなLa Cave Augustin Florentです。
このワインはAOCのマークが貼ってあるの
にカラフールのおかげで笑っちゃうぐらい
安くて飲みやすいです。これもいつもなが
ら購入しました。つまり毎年一回はブログ
で書いているようにHaut Medocを買って
いればほぼ間違いはありません。もちろん
個人の感想ですが、、、
右端はMontaqne Saint-Emilion、サンテ
エミリオンと聞けば1999年に世界で初め
てワイン産地として世界遺産登録された
ところです。サンテ・エミリオン地区は、
ジロンド県北東部に位置します。AOC名
の由来となっているサンテ・エミリオンの
町を中心としてドルドーニュ川の右岸に
ぶどう畑が広がっています。川を挟んで
ボルドーの対岸ですね。真ん中のワイン
と同じく表記にCaveとあるので洞窟の中
で熟成されているのかもしれませんね。
このワインも実はカラフールが参入して
安く広く出回るようになりました。
これを残念がる人もいますが、私は美味
しくて安く手に入るのなら誰が販売権を
持っても全く気になりません。
3年前スイス、レマン湖の北東に位置す
るラボーの段々畑(これも世界遺産)に
ワイナリーを訪ねサンサボアのスパーリ
ングホワイトワインを紹介したのを覚え
ていますか?今年はここも8月に入った
らminiクーパーで出かけてみたいと思っ
ています。<身内が見たら、おい!仕事
をしろという声が聞こえてきそうですが>
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