国際山岳ガイドのブログ

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2020/06/06

鈍感であれ/

「欲望という名の電車」「赤いトタン屋根の猫」

この作品はテネシー・ウイリアムスが1950年代

ピュリッツアー賞を取った作品だ、1956年には

ニューヨークの路上で偶然三島由紀夫と出会い

交友関係になり数回来日している。彼が作った

戯曲「男が死ぬ日」は三島に捧げられ1957年

英訳出版された「近代能楽集」の中でこの作品

は「西洋能」と副題が付けられた。

〜〜〜〜〜

彼の生い立ち/Wikipedia

音楽教師の祖母、両親、姉弟とともに祖父の牧師

館で育つ。靴のセールスマンをしていた父親は留

守が多く、粗野で暴力的、酒と賭博が好きで、病

気がちでひ弱なテネシーに失望していた。両親は

夫婦仲が悪く、喧嘩が絶えなかった。2歳違いの

姉とは大の仲良しで双子と間違われるほどだった。

母親は神経質でヒステリックな人だったが、優し

い黒人の乳母がいて、毎夜いろいろなおとぎ話を

聞かせてくれていた。

〜〜〜〜

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ウィリアムズの家庭には問題が多かった。彼の姉

ローズは恐らく彼に対する最も大きな影響を与え

た。彼女は精神障害で精神病院の中で生涯のほと

んどを過ごし、両親は結局彼女に対するロボトミ

ー手術を許可した。ウィリアムズはこのことで両

親を許さなかったし、愛する姉を救えなかった自

分自身の罪の意識にも苦しんだ。彼の作品の登場

人物はしばしば家族に対する直接の抗議であると

見られる。

〜〜〜〜〜

ロボトミー手術/人間から感情を奪い取る手術

〜〜〜〜〜

そんな彼が言った言葉に、幸せになる秘訣は

「嫌なことには鈍感になることだ」と

投稿時刻 13:07 ひとりごと, エッセイ | 個別ページ

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