国際山岳ガイドのブログ

エッセイ、ひとりごと、山の話、シャモニー、グリンデルワルト、ツェルマット、山岳ガイド、パラグライダーのお話 国際山岳ガイドNAGAOKAのアクティブ日記

2009/12/04

大切なもの

釣りはいい

ゆったりとした時間という

大切なものを与えてくれる

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先日地方のラジオ局

ラジオ高崎の人達や

シネマテーク高崎の人達と

飲む機会があった。

余計なお世話かもしれないが

どちらも苦しい財政の中

一生懸命頑張っている。

もう10年近く前になるが定期的に

「リーブルリーブル」という

ラジオ番組のゲストとして

お邪魔していたことがあった。

山の紹介をしたり、

私に似合わず花の話をしたり、

キノコや山菜の食べ方まで

好き放題しゃべらせていただいた。

あるクールでは高崎の職人さんを

紹介したこともあった。

花火を作っている煙火師

和ごまを作っている拳玉師

芸術的な組子を作っている建具師

もう四代続いているお麩屋さん

まだまだある。

そういった職人さんに会って話を

していると、ある共通点に気がついた。

取材に行って月並に一番つまらない

この仕事が好きですかなどと聞くと

「てめえ べらぼうめ きれえで

こんなしごとやってられるかってんだ」

気持ちはこもっていても実際はこんな

言い方はされていません。

時には景気の良い答えが返ってくる

のだが、ほとんどは

う〜ん、まあ〜  とか

今は〜  あまり  などと

あまり景気は良さそうではなかった。

しかし、そんな景気のことは関係なく

取材をみんな本当に快く迎えてくれた。

嬉しそうな顔で、「そうかい 君の

本職は山に登ることかい」

「山に登っておもしろいかい」

なんて、逆取材を受けたことがあった。

明治初期から変わらない麩だよとか

キラキラした目で話してくれる。

そしていつもいっぱい

お土産をいただいた。

つい最近まで、このキラキラは

何だろうとずっと思ってた。

そう実は 恥ずかしながら少し

分かったような気がした。

その仕事が好きか嫌いかなんて

そう簡単に言える事じゃない

ただはっきりと言えるのは

間違いなく職人といわれる人達は

仕事を大切にしているのだ。

先代に学ばなくては・・


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投稿時刻 22:41 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/11/30

何処かで見た顔!?

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先日山上湖でボート釣りをしていたら

対岸にいたかもしかの親子を

見つけました。

誰かに そっくり!

しばらく一人でにやけていました

少し痩せすぎが気になりますね

投稿時刻 19:06 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/11/20

裁判に /ミシェル・クロの続きです

Photo

皆さんもご存じのように

シャモニー谷ツール生まれの

名ガイド、ミシェル・クロは

マッターホルン初登頂の際に

常にリードをしウィンパーを助け

成功したのですが、下山するとき

他のロープで繋がれていた三名と共に

崖から転落して亡くなったのです。

その時、生き残ったウィンパーら3名も

同じロープに繋がっていたのですが

ロープが途中で切れ、助かったのです。

当時、何故もっと強いロープを持って

いたのにもかかわらず、その時最も弱い

ロープを使っていたのか?

何故そこでロープが切れたのか?

スイス政府はウィンパー達三人を

予審裁判にかけた。無罪にはなったが

その後しばらく「切れたザイル」

として疑惑を持たれていました。

ツェルマット山岳博物館では今でも

そのザイルを見ることが出来ます。

そして、この報道でツェルマットは

マッターホルンの町として

一躍有名になったのです。

実は来年のカレンダーにマッターホルン

があって「切れたザイル」の事をふと

思い浮かべ話をすると、結構知らない人が

いたので書いてみました。

投稿時刻 12:28 ひとりごと | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)

2009/11/19

晩秋の昼下がり

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先日母屋の庭先を覗いたら

寒桜が咲いていた。

なんて小さく可憐な桜だろう

毎年咲くと言っていたが

今まで見たことがなかった。

それを母親が写真を撮っていたので

にわかカメラ指導をしていると

庭の片隅に干し柿を見つけた。

山に渋柿がいっぱい成ったので

皮をむいて干したのだという。


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へ〜 お年の割に器用なんだね

と、母親に感心していると

な、なんと 一句詠み始めた。

それを まあ可もなく不可もなくだね

なんて勝手なことを私が言っていたら

ふふっと笑いながら

俳句の本をもってきて見せてくれた。


Photo


いや〜 長い間一緒にいても

こんなに俳句を詠んでいたなんて

知りませんでした。

投稿時刻 00:48 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/11/15

ミシェル・クロとジャン・カレル

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イタリア生まれのカレルは

あまりにも独立心が強く

その勝利を他人と分かつことなく

祖国に捧げたい意向だった。

マッターホルンを初登頂した

エドワードウィンパーはこう言って

今まで一緒に試登していたカレルを諦め

やむなくマッターホルンの頂上まで

リードしてくれる別の男を探しにかかった。

ミシェル・クロはシャモニー谷の上流

ル・トゥールあたりで生まれた。

「雪がしっかりしてさえいればどこでも歩けます。

氷であればルートを切り開くことが出来ます。

単に(ガイドの)力だけの問題です。

その力は私にありますので

あなたはついて来さえすればいいのです」

ミシェル・クロがエドワード・ウィンパーに

あったときこう言ったそうです。

またウィンパーも彼に何度かガイドをしてもらい

こう書いてます。

「彼を催促したり、同じ頼みを二度することがなかった

何をどうすればいいか指示をしておけば

不可能なことではない限り、必ずやってくれた」

その非凡な登山能力と氷雪に対して比類のない知識は

ガイドとしてこの上ないものだった。

続く


投稿時刻 01:43 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/11/05

郷土自慢


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高崎は私にとってこの上なく

地理的に素晴らしい

どこへ行くにも思い立ってから

そう時間がかからない

山も湖も川も海へも都会へも

1時間ぐらいで到着ではなく

その事が始められる

さて、榛名湖までは45分

ワカサギ釣りをしていると遊覧船が

♪山の寂しい夕暮れに〜♪

の曲をバックに進んでくる

紅葉を見ながら小舟の揺れに身を任せ

いつでもそこそこのお土産付

ワカサギ釣りの効率

以前紹介したがワカサギ釣りの手返しは

無駄を省くことにある、このように

釣りと同じく仕事も効率よく出来れば

と、いつも思う

決して自慢している訳ではなく

何故そこそこ釣れるのだろうと思うと

実は単なる欲の絡んだ努力である事に気づく

では、オレは仕事に欲がないのか!?

ん〜 まじめにやれ 

という天の声が聞こえる

榛名湖は最近頑張っている

これからのクリスマスシーズンには是非


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榛名イルミネーション

投稿時刻 11:21 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/03

八海山系の山

Dscn0097

最高峰は入道岳の1778m

古くから修験者たちの霊峰として

崇められてきた。

その直ぐ近くに金城山がある

そこで又尊い命が失われてしまった。

山岳遭難事故とはいったい

どういう事なのか、何が原因なのか

私たちは山岳遭難事故に対して

知らず知らずのうちに いわゆる

馬鹿の壁を作ってはいないだろうか


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穏やかな清流の中を笹舟は山の思いとともに

ゆっくりと流れていった。

今、国境稜線から八海山系の山は実に良い季節だ

投稿時刻 22:39 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/02

レスキュー・・・。

P1040015

P1040020

一昨日、谷川で行われた

事故に遭わない為の講習会


P1040033

昨日、谷川で行われた

事故にあったときの処置講習


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そして、今朝の実践救助活動

地元救助隊並び地域の皆様

南魚沼防災消防の皆様

新潟県警エアーレスキュー隊の皆様

群馬県連救助隊の皆様

大変お疲れ様でした

皆様の協力に感謝しています

投稿時刻 17:25 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/10/26

山岳遭難救助研修

P1030974 皆さんが山で迷子になったとき 先ずお世話になるのが その状況に応じて 消防・防災航空隊であったり 地元県警の山岳警備隊だったり 地域の山岳救助隊です P1030969 山間での救助要請があった場合 先ず遭難者を探さなければなりません モノの考え方というのはとても大切です 目に見える技術だけではなく 山を歩き、山を知り、山をうまく 使わなければ迅速で安全な救助はできません P1030970 どんなところでも待ったはきかないのです 私も救助にこの次はないと いつも自分に言い聞かせています

投稿時刻 11:36 ひとりごと | 個別ページ

2009/10/25

いたる所に熊の糞

P1030966


やけに白いですが

熊の糞でしょう

立山/粟巣野スキー場上部

では目撃情報も出ていますので

むやみに登山道以外は入らないように

又登山道でも鈴を付けるなどの

熊対策を忘れずにいたしましょう

投稿時刻 23:57 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

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