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一年に一度のロープレスキュー講習会が
無事終わりました。
この二日間の黒岩は本当にいい天気で
11月だというのを忘れそうでした。
今年も榛名山麓のコテージ「ゆうすげ」
をつかい、温泉と食事会も行いましたが
参加された皆様は、とても真面目で
あまりお酒も飲まず、延々と救助の話に
花を咲かせていました。
それもそのはず、山岳会の人や、プロの方
また2回目、3回目の方もいましたので
話はことつきません。

皆さん! 救助されないように安全登山を
お願いしますね。


きょう高崎市の中央公民館に
「夜回り先生」水谷修さんの講演を
聞きにいってきた。
「未来ある子供たちへ」今、私たちが
出来ることと、しなければならないこと
と題した1時間半の講演は、あっという
間に終わってしまった。
水谷さんの著書で「いのちの授業」は
目を通させていただいていたが・・
後援を聞いていて後半は涙が
止まらない。
今まで自分は、何をしてきたのか・・
何をしたかったのか・・
「信念を持って行動した結果でしか
人の心は動かせない」
そんな気がして少し恥ずかしかった。

ギブソン・レスポールとマーシャル・アンプ
をもって1960年代半ば彼は「ヤードバーズ」に
参加したジミー・ペイジ。
当時「ヤードバーズ」に参加していたエリック
クラプトンはブルース志向が強く、渋々プレスした
「フォー・ユア・ラブ」が原因で脱会してしまう。
その時の後釜に押したのが、ジミーペイジだったが
彼は多忙で一旦要請を断り、仕方なくジェフ・ベック
がギターを担当する。しかしジェフベックは交通
事故を起こしたり、病気がちだったりとその度に
ジミーペイジが変わってギターを弾いていた。
<細かいところが間違っているかもしれません>
ジミー・ペイジはその後いくつかの紆余曲折を
経て、あの「レッドツェッペリン」を結成する。
学生の頃ステア・ウエイ・ヘブン/天国への階段
のピッキングをレコードがすり切れるぐらい
聴いてコピーをしたのを覚えている。
前置きは長くなったが、そのジミーペイジが
今度は「ゲット・ライド」でU2のジ・エッジ
達と一夜限りのジャムセッションを行う・・
ギターを少しでも興味のある人はもう大変
最高に素晴らしい映画だ。
「ゲット・ラウド」

今日の西上州もいい天気でした。
熊倉から三段の滝に入り、碧岩南壁を登り
大岩をピストンして、二子岩まで足を
伸ばしました。
正面に見えるのは碧岩。
大岩から撮ったものです。

この時期の西上州は、「静かな感動」
という言葉が一番ぴったりな季節です。
今日は祝日だというのに、数人の人しか
会いませんでした。しかし人に会わない分
熊の影はいたる所にありました。
足跡・フン・爪痕・そして遭遇・・


信じられないけど・・
今日は風もなく とても快適な
クライミング日和でした。
岩場も貸し切り状態です。
北風が吹かなければ、黒岩は一年中
クライミングができるのです。


WFA/野外救急法講習会の一こま
恥ずかしながら、本日の産経新聞に
「きょうの人」で取り上げていただき
ました。
嬉しさと同時に、ガイドとして変なことは
出来ないなと、背筋を伸ばす気持ちです。


歴代のヘルメット・・・
それぞれに思い出があって
なかなか捨てられません。
紅葉も終わりを迎え、冬の足音がヒタヒタと
近づいてくる、ここ群馬/榛名山の黒岩
つかの間の秋晴れの中、心地よい風を
浴びながら登っていると・・
シュルシュルという不気味な音・・
上を見上げると、なんとアオダイショウ
らしき蛇が、コウモリを丸呑みしている
ではないか、我々はそのわずか1mほど近くを
登らなければならず、しばし観戦です。
前のパーティKガイドに後で話を聞くと
コウモリを飲み込むのに2時間以上も
かかっている様子ですが、やっと飲み
込んだものの、今度は元のクラックに
入れません。
どうするつもりでしょう。
消化するまで待つのですかね。


いくら釣りが好きだからって
いくら色々な釣りがあるからって
これは無駄でしょう。
「池の枯れ葉すくうのに一本くれ」
と親父さん。
お気持ちは分かりますが・・
無理です。

これは、山岳ガイドである以上
プロである以上・・
当たり前と言えば、当たり前ですが
多すぎる・か・な・
やはりせめて数年に一度は
倉庫を掃除しなくては
自分がいつも言っている
「無駄を省く」はどこへ・・