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久しぶりに新幹線の中にある小雑誌
「トランヴェール」今月号を見た。
その中に秋田マタギに学ぶ自然との共生
の下りがある。
山を「神」と崇め、山をと尊び、その
恩恵を生きる為に 少しだけ授かる・・
マタギは熊を捕るとは言わず授かるという。
「邂逅の森」
慌てて埃だらけになっている本を取り出し
読み返してみた。
本の中に主人公が襲ってきた熊に対し
「おめ〜の仲間を散々殺めてきたから、
こんどはオレを食って生き延びろ」という
下りがある。 まさに背筋が凍った。
これほど、本を読み返してゾクッとした
経験は記憶にない。
今の自然保護のやり方・・
自然との関わり方・・など
今更ながら考えさせられる本だ。
投稿時刻 12:47 書籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
またもやジャンダルムと言うなかれ
西穂高岳から奥穂高岳までの縦走路は
本当に素晴らしいルートです。
朝暗いうちから仕度を仕始め
凛と張り詰めた空気の中を先ずは
独標までの登りから始まる。
その後、ピラミッド、西穂高岳、間の岳
ジャンダルムと越えていく
次から次へと出て来る難所を丁寧に通過し
私が考えるハイライトは最後、奥穂に登り上げる
馬の背だ、ここを何としても楽しんで
もらう為に今までの努力があると言っても
過言ではない。
少しずつナイフリッジを登って行くと頂上だ。
そして、奥穂の頂上から今まで通ってきた
ジャンダルムを振り返ってみる。
これは携帯で撮ったもの
実は今回カメラが調子悪く
穂高岳山荘での朝日の1枚だけでした。
ゲストの皆様 すみません。
投稿時刻 22:22 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
隊員それぞれの思惑に隊が分裂していくなか、
兄弟はついに初登攀に成功する。 だが、
下山途中に弟ギュンターは雪崩に巻き込まれ
行方知れずに。 死線をさまよった末、
たったひとり下山したラインホルトは、
弟の死の責任を糾弾される。
ヒマラヤ「運命の山」
http://www.himalaya-unmei.com/
世界的登山家、ラインホルト・メスナー氏
の人生を変えた1970年のナンガ・パル
バート登攀を、メスナー氏自身の原作を
元に再現した映画「ヒマラヤ 運命の山」
が11/5よりシネマテーク高崎で公開されます。
http://takasaki-cc.jp/menu/100491
初日の5日、最終上演が終わったあと、シネマ
テーク高崎で、私が高山についてのトークを
やることになりました。
みなさん、お時間が有りましたら、いい映画
ですのでこの機会に是非足を運んでみて
ください。
投稿時刻 20:05 映画 | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)