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素敵なクラフトビールバーを見つけました。
とても感じの良いお兄さんがニコニコしな
がら対応してくれました。まず、カードを
登録してそれにチャージをします。私はと
りあえず20ユーロでした。そのカードを読
み取って量り売りのように好きなだけビール
を注ぎます。味見だったらほんのちょっとだ
けという具合です。クラフトビールは15種類
とにかくいろいろなビールが味わえます。雰
囲気といい、ビールの味といい、お兄さんの
応対といい、とにかく素敵なバーでした。

こりゃいい運動になる。ここで手をぬかないで
せっせと通うことになりそうです。実はもう15
年以上前にこのアパートと同じ棟の一階を借り
たことがあります。ロケーションは最高、日当
たり最高、この急坂とWifi環境さえ解決できれ
ば申し分ないのですが贅沢ですね。

今日はいい天気なので窓からはパラグライダー
のタンデム飛行がよく見えます。私も以前機体
を持ってきたことがありましたが、もう古くな
ってしまったので新しいのを買い換えたらまた
ヨーロッパに持ってきたいと思います。今のは
性能も良く、軽さは10年前の10分の1です。

今日午前中暇だったので、久しぶりにカレーな
んぞを作ってみました。玉ねぎとベーコンだけ
のカレーです。さてどうなることやら、でも私
一人ですから美味いも不味いもありませんね。

同じシャモニーですが、今日でアルペンロ
ーズとはお別れでブレバンの登り口にある
アパートに移りました。ここはFiwi環境が
なくインターネットに繋げるには街まで降
りてこなければなりません。なるべくこま
めにレポートを書きますがこのペースでは
難しいかもしれません、、、、、、、
今日の話題はラジオです。部屋にはテレビ
はなくいつもラジオを聴いているのですが
この目覚まし兼ラジオは2005年に買って
います。ほとんどフランス語なので何を言
っているのかわからないのですが音楽は共
通ですね。ノスラルジーというラジオ局は1
時、2時、3時と3分ぐらいニュース天気予報
が流れますがそれ以外ずっと70年代〜90年
代のノスタルジーの曲を24時間流し続けて
います。昔懐かしい曲や、青春のほろ苦さ
が蘇ってくる曲など、永遠と聴いていても
全く飽きることがありません。それも事情
により今日でお別れです。らじ〜カンバック
と叫んでも今回は持っていけないので仕方
ありません。

まずは私の今年の宿舎アルペンローズのご夫
妻チョウさんとコウさん、旦那さんは韓国人
奥さんは日本人の方です。先日ご一家の夕食
に呼ばれた時の写真ですが、とても気さくで
大勢の韓国人お客さんの中で、たった一人日
本人の私にとても気を使ってくれます。また
歯が痛い時やフランス語に困った時にも自分
のことのように幾つもの歯医者さんに連絡を
取ってくれたり一緒にどうしようかと考えて
もくれます。

もうひと方は町のインフォメーションセンタ
ーで日本語案内を担当しているベルナデット
さん、私との出会いはもうかれこれ20年近
く前になるのではないでしょうか、私がガイ
ドになりたての頃、よく満員のところ無理を
して山小屋の予約を取って頂いたり、時には
アパートを紹介して頂いたりと公私に大変お
世話になった人です。 ベルナデットさんは
年齢的なこともあり、今年10月でここを去
ります。長い間本当にお疲れ様でした。

最後はもちろん忘れておりません神田家の皆
さんです。旦那さんのやっさんはガイドの先
輩でもあり、グランドジョラス北壁を登った
昔のクライマーでもあります。今日も私と日
本食屋さんに買い出しにいったり、暇なら夕
食食べにきなさ〜いと、いつも誘ってくれま
す。また以前は町の真ん中にあるスネルスポ
ーツに長年勤めていて多くの日本人の相談に
乗ったりサポートしてきました。ほとんどと
言っていいくらい、日本人がこちらの山で怪
我をした時はお世話になります。奥さん美智
子さんはアルプスプランニングジャポンとい
う旅行会社を経営している実業家です。プロ
のバレー選手やいろいろなアスリートたちの
マネージャーもしています。私が昨年スイス
で怪我をした時にはシャモニーの家へ来て治
るまでいなさいといって頂いた事は今でも恩
に感じています。一番左は長男のショウタ君
いまAPJを手伝っているのですが、小さい時
の可愛らしい面影はなく、だいぶ貫禄が出て
誰が社長だか分からないくらいです。

夕立はここシャモニーの日課になって
います。ミディまで行く道路が冠水し
て通れなくなりそうですシャモニーで
こんな大雨わたしは初めての体験です。

シャモニーの中心街から歩いてたった15分の
ところにあります。子供から(あぶちゃんを
咥えている赤ちゃんもいました)ご年配の方
までみんなが楽しめる身近な安らぎの場です
このような環境はここ何年かで出来たもので
はありません。250年以上の岩登りの歴史の中
で少しずつ一歩一歩地元ガイドが中心となり
クライミング普及のため築き上げてきたもの
です。



ここのところシャモニーは日中はジリ
ジリする暑さで夕方になると夕立と雷
のパターンが続いている。この夕立が
たいていは1時間程度で止むのだが昨
日は違ってた。2時間経っても3時間
経っても降り止まず、バケツをひっく
り返すとはこのことかというぐらい降
った。おまけに終わり際には大粒のヒ
ョウが容赦なく通行人を叩きつけた。
ここであれっと思った人は多いいと思
うが、傘をさしてうろうろしている日
本人と違い欧州人はこのくらいの大雨
でも、たとえヒョウが降っていてもカ
ッパ一つで何一つ気にしないで街を闊
歩している。お国柄というものだろう。
さて私はというと、ご想像の通り折り
たたみ傘をさしてマスクをしてお客さ
んと打ち合わせをすべくホテル・リッ
シュモンドに向かっていた。なぜマス
クをしていたかというと実は先月から
歯の詰め物が取れてしまい放っておい
たら左ほっぺが腫れてきたのだ。カッ
パ一つで街の中を闊歩している欧州人
から見れば、なんと奇妙な人と思われ
ただろう。大体こちらではよほどの伝
染病でない限りマスクはしない。絶対
にしない。していたらほぼ間違いなく
東洋系の旅行者だ。
ホテル・リッシュモンドは街の目抜き
通りのど真ん中にある。とても便利な
位置にあるのはいいが時々夜遅くまで
ガキどもが酔っ払っていてうるさい。
シャモニー来てみると分かるが大人は
どんなに飲んでもおとなしいことが多
い。やかましいのはみんなヤングばか
り。日本のようにサラリーマンが仕事
帰りに新橋の屋台で愚痴をこぼしなが
ら大声で叫ぶなんてことはまずない。
ちなみにこちらのバーは1杯3ユーロ
のワインや5ユーロの中ジョッキビー
ルだけで何時間いても嫌な顔をされる
ことはない。それも程度ものだが、、
もうかれこれ20数年来ているがこち
らはおつまみを頼む習慣がないのだ。
このホテルリッシュモンドのすぐ前に
あるバーはピーナッツしかおつまみの
メニューがない。嫌な顔一つせず、ゆ
っくりと1日の疲れを癒す心地よい環
境を提供してくれているのだ。 私は
いつも2〜3時間1〜2杯のワインだ
けでジャズなどを聞いて一人思いにふ
けって飲んでいる。

実は昨日も、お客さんとの打ち合わせが
終わって帰ろうと思ったら、友人にバッ
タリと会ってしまった。話の弾みでうっ
かり歯が痛いのを忘れて飲んでしまい。
飲み終わった後は後悔とともに朝から歯
医者さんを探しまくるはめになった。
地元の人に聞きまくってやっと三軒目に
訪れた歯医者さんで予約が取れ、先ほど
抜歯をしてきたのだ。おかげで今日は一
日中痛み止めと抗生物質を切らさずドク
ターから言われた量の少し多めに飲んで
いるが1日中憂鬱さは消えないでいる。
私が調子付いて山岳ガイドだって話した
ものだから、今日は決して激しいことは
してはいけません、というきつい指示を
出され窓全開でふてくされたようにベッ
トで寝ているとこんどは右腕がチクっ
「ぎゃ!」あわてて脇の下に手を入れ小
さな昆虫らしきものをひっぱり出すと
それは紛れもなく蜂さんだった。

昨日ヒョウの中びしょびしょで帰ってき
て少し風邪気味になり、その上歯が腫れ
て抜歯したためゆっくり眠ることもでき
ず、おまけにこれでもかってハチが、、
こんなおチビちゃんなのに痛さ1〜10
のうちで8ぐらい痛い。なんて1日だ。

そういえば、数年前にも素敵なカップル
を案内させていただきツアーも終盤に差
し掛かかったので、みんなで夕食という
時にやはり歯が痛くなってしまったのを
思い出した。この時はロキソニン/痛み止
めとメイアクト/抗生物質をひたすら飲み
続けてことなきを得たのを覚えている。
今、日本で私とは比べ物にならないくら
い頑張っているこのご夫婦に、焦らずじ
っくり身体を治してくださいとシャモニ
ーよりエールを送りたい。
胸に手を当てて「大丈夫、大丈夫」と
ビアフェラータ、スイスではクレッター
シュテイク、どちらも鉄の道とか山に登
るというような意味合いです。以前スイ
スでアイガー北壁の一部を登るロートス
トックのクレッターシュテイクをご紹介
したのを覚えておりますでしょうか。
今回はフランス版のヴィアフェラータに
行ってきました。日中は日差しがかなり
熱くなりますし、夕方のオラージュ(雷)
はかなり激しいものがここのところ続い
ていますので、朝早く涼しいうちにと思
ってシャモニーを朝7時に出発して下の街
Passyに向かいました。
まだ岩壁には日が差しか方ばかりの状態
ですので一番かなと思って駐車場に着くと
もう既に5~6台の車が駐車していました。
あらっ 考えることは皆同じなのですね。
一度取り付くと、よほどのことがない限
り追い抜きはできないので、少し順番待
ちしても仕方がないかと半ばしょげて20
分ほど急登を登り取り付きに着くと、もう
全員スタートしていて誰もいませんでした
いままでの経験からすると、これはかなり
ラッキーです。
約2時間+帰りの林道ハイキング50分、お
かげさまでだれにも邪魔されず、全くスト
レスなく楽しめました。



ひとことでいいので、このブログにコ
メントをいただけると嬉しいし励みに
なります。迷惑メール(スパム)は困
りますが『いいね』機能がないので誰
が見てくれているのか、また意味があ
るのかないのか分からないの・で・す
「いいね」でも「あ、そう」でも「ふ
〜ん」でもとおもいましたけど、この
広告が入らないブログの性質上なかな
かコメントしずらいですよね。
失礼いたしました。
というか、スイカを丸ごと買うので一人だ
といつまでも食べていなければならない。
今日の夕食はというと少し変色したハンバ
ーグを小さく切って玉ねぎとほうれん草と
炒めました。味付けは塩、コショー、醤油
これが玉ねぎの甘さが出て意外に美味。独
身生活のように毎日食事、洗濯、掃除をこ
なしています。ドミトリーは朝早く山に行
く団体さんがうるさいことと、夕食時が重
なるとなかなか料理ができないことがネッ
クですが、オーナーがとても優しくて気を
使ってくれるので居心地はいいです。
ご飯はこのTAUREAU AILEを買えば日本の
お米と同じように炊けます。
1kg200円ぐらい。ただ、鍋で炊くことが
多いいので水加減、火加減は職人技が必要
です。一回炊くと先ずは炊きたてを食べて
翌日チャーハンを作るのは毎回同じパター
ンです。 ということは明日はチャーハン
編をお届けします。

