国際山岳ガイドのブログ

エッセイ、ひとりごと、山の話、シャモニー、グリンデルワルト、ツェルマット、山岳ガイド、パラグライダーのお話 国際山岳ガイドNAGAOKAのアクティブ日記

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2020年7月の記事

2020/07/30

ガイド/講習会企画変更のお知らせ

誠に勝手ながら、天気やルートなどの諸状況に

より企画募集を以下のように変更させていただ

きました。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。


8月1日(土)〜2日(日)西穂高岳 <変更前>
→ 8月2日(日)榛名黒岩クライミング<変更後>



8月14日(金)〜16日(日)北鎌尾根 <変更前>
→ 8月15日(土)赤城山/地図の見方・コンパスの使い方 <変更後>
→ 8月16日(日)榛名黒岩大スラブ右マルチクライミング <変更後>



8月22日(土)〜23日(日)小川山 <変更前>
→ 8月23日(日)〜25日(火)剣岳〜北方稜線〜黒部ダム <変更後>



9月5日(土)〜6日(日)三つ峠クライミング <変更前>
→ 9月5日(土)〜6日(日)小川山クライミング <変更後>



→ 9月7日(月)〜9日(水)赤木沢/北アルプス又は万太郎本谷/魚野水系 <追加変更後>



9月19日(土)〜20日(日)小川山クライミング <変更前>
→ 9月19日(土)〜20日(日)西穂高岳/登山基礎講習 <変更後>



→ 9月22日(火) 榛名黒岩クライミング <追加変更後>



10月24日(土)〜25日(日) 巻旗山/米子沢  <日程変更前>
→ 10月17日(土)〜18日(日)  巻旗山/米子沢 <変更後>

アルパインガイドオフィスNAGAOKA

http://www15.wind.ne.jp/~kenny/

投稿時刻 15:13 お知らせ, ガイディング, 講習会 | 個別ページ

2020/07/20

今回はリクエストでのクライミング基礎講習

でしたが、講習していくうちマルチの支点構

築からスタカットのやり方、リード引き継ぎ

のロープワークなどに波及し、また カラビナ

やロープの特性なども質問があれば一つ一つ

答えていたら、いつの間にか の、喉が、、

〜〜〜〜〜

Img_1673

晴耕雨読、いやいや 晴登雨講という臨機応変

さでワンポイント確保やフィックス・ドロープ

トラバースでのマネイジメントなどなど、、

考え方中心に講習をさせていただきました。

Img_1676

2日目の実地講習は本番さながらのスタカット

クライミング、何度やっても難しい、、という

か私が細かすぎるのかもしれませんね。少し

反省です。そして〆はロワーダウンと懸垂下降

これも雑学が氾濫していて正確なやり方を講習

できる時間が取れなくストレスが溜まっていた

のですが、今回はみっちりとできました。

ということで、トップロープのクライミング

はしないでマルチばかりをシュミレーションし

ながらロープワークを繰り返しました。

Img_1677

皆様 お疲れさまでした。

投稿時刻 23:42 ひとりごと, クライミング, 講習会 | 個別ページ

2020/07/15

「ブランカとギター弾き」

久々の映画の話題、、しばらくぶりなので少し

前置きを、大学生の時いろいろなスポーツをし

ていた傍「映画研究会」にも入っていた。特に

マリリンモンローが出た映画「百万長者と結婚

する方法」「ナイアガラ」「ノックは無用」等

は私が生まれた前後の年に撮影されたものだけ

ど、当時モンローの愛くるしさに まさに

 ”drop-dead gorgeous” を感じていた。

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しかし、今回紹介するのは全く違う映画だ。

〜〜〜〜〜

この映画フィリッピンを舞台に泥棒で生計を

立てていた貧困層の少女ブランカが1人のギ

ター弾きの老人と出会い、家庭の暖かさを感

じていく物語だ。この映画の監督がなんと日

本人の長谷井宏紀/はせいこうき岡山県出身

の写真家でもある。

こんな素晴らしい監督が日本にいたのか!

〜〜〜〜〜

彼の言葉!

今日、私たちは全てのものをお金で買うこと

ができます。服や、車や、家や、休暇や、犬

や猫、もしかしたら妻や夫でさえも。

私たちはほとんどのものがお金で手に入ると

知っています。もし大金を積めば、宇宙にだ

って行くことができます。

そこで僕は自分に聞いてみました、

母親を買うことは可能なのかと。

この映画のコンセプトはそういった疑問から

生まれました。

〜〜〜〜〜

『ブランカとギター弾き」

主人公であるブランカ(11)は流れ者の路上

ギター弾きの盲人ピーター(50)と出会い、

映画を通して彼と一緒に旅をし、成長して

行く。ブランカ役の少女はyou tubeで自分

の歌をアップしていて監督の目に留まった。

今はフィリッピンでミュージカルをしている

〜〜〜〜〜

盲目のギター弾きピーターはやはり教会の

地下で歌っているところを監督の目に留まっ

た。そしてこの映画が封切られた数日後に

突然天国に召された、、

Img_intro_02_large

終わって、しばらくはクレジットを見ながら

涙が止まらなかった、 そしてまたしばらく

すると胸が暖かくなるのをおぼえる映画だ。

*アマゾンプライムでも見ることができます

投稿時刻 18:56 お知らせ, ひとりごと, 映画 | 個別ページ

2020/07/13

「雲に願いを、、」

今日は久々のクライミングの日、朝起きると

ピーカン、でもこの時期過去にイヤッという

ほど痛い目に遭っているので油断は禁物!

〜〜〜〜

今回も催行するかどうかすごく悩みましたが

毎日変わる天気概況と気圧配置や東シナ海の

じょう乱具合を気象庁が発表する短期予報解

説資料をもとに考え続けていましたが、結局

する、しないでバタバタするより、今回は前

日までじっと待つことにしました。

〜〜〜〜

結果的には十分できたのですが、、ある意味

ギャンブルなのでこのような時は中止にした

方が良かったのかなっていつも悩んでいます。

Img_1657

休憩中に見つけたセミの抜け殻ニイニイゼミだ

ろうか脱皮したばかりのような新鮮さが伺える

〜〜〜〜

しかし、仕事柄空を見上げることが多いのだが

今回も多くの時間を使い空を見上げ雲の観察に

当ててきた。

Img_1658

そう、「雲に願いを、、」

投稿時刻 09:41 ひとりごと, クライミング | 個別ページ

2020/07/11

見て見ぬふりをしない、、勇気を持って

7月この時期に日本にいるのは何年ぶりだろう。

雨ばかり、蒸し暑い、魚が釣れない、鮎釣りに

も行けない、クライミングもできない、ほんと

良いところが見当たらない。

〜〜〜〜〜

でも考えてみれば、時間があったからこそ身体

のいろいろなところを検査したり、手術をした

り、とりあえずメンテナンスができたのは良か

った。

また余った時間をなるべく読書にあてた。

Images

また気になっていたブログやエッセイも、なる

べく見るようにした。

〜〜〜〜〜

そんな中、、

私の小学校、中学、高校の後輩の女の子、とい

っても今はいい大人だけど、、彼女がブログを

書いているので何気なくのぞいたらこんなこと

が書いてあった。

〜〜〜〜〜

わたしは小さい頃から
よく男の子にちょっかいを出される方だった。

小学1年生の時、クラスの男の子からいじめに

あった。 しかも性的なやつ。
恐怖で何も言えない、できない。
とにかくその子の存在自体が怖い。

それは、毎日、放課後ある一定期間つづいた。
鋭い目で睨まれて、呼び出される度、

恐怖に震え硬直した。

その時、何が起こっているかわからなくて
とにかく怖くて
恥ずかしくて
誰にも相談できなかった。

逃げたり逆らったり、抵抗したかったが
威圧的なその子に対して
力もなくて
かよわい自分は
従うしかなかった。

ある日、

いつものように教室でいじめられていたら、
たまたま、クラスの子が何人か通りがかって

気づいてくれた。

「何してるの?」

相手はハッとして、いじめるのをやめた。

わたしは涙が出そうになった。
安堵した。
やっと気づいてもらえた。
助けてもらえた。

その日以来、いじめはなくなった。

でもわたしの中に傷は残った。

どうして、わたしだけがあんな目にあった

んだろう?
わたしの前の席にいる女の子はとても可愛

くて、わたしをいじめた男の子とも普通に話

せている。

わたしが弱いから?
わたしが嫌われているから?

わたしは前の席に座っている、
この、可愛くて強い女の子になりたいと思った
でも、どんなにがんばっても
前の席の女の子になることはできなかった。

自分で自分を守れなかった悔しさ
みじめさ、悲しみ、恐怖などが残った。

小学2年生の時も
1年生の男の子2人からいじめられ
泣きながら帰ったこともあった。

クラスには、
毎日ちょっかいを出してくる男の子がいて
嫌で嫌で仕方なく、
わたしはその子のことが大嫌いだった。

ある日、程度がひどかったので
抵抗して顔を引っ掻いてしまったことがあった。
爪痕が残り、みんなに気づかれるほどの
けがになってしまった。

先生が気づいて

「誰がやったの?」

と聞かれた。

すごくみじめで気まずい気持ちになりながら
みんなの前で手を挙げた。

謝って、
冷やしたタオルで手当てしてあげるように
と言われ、
(向こうが先にやってきたのに!)
と心の中で思いながらも
いい子のわたしは先生に従うしかなく
しぶしぶ濡れタオルを用意し
謝って、手当てした。

屈辱を感じた。

その時の、その子のとても嬉しそうな表情を
今でも覚えている。

=つづく=

〜〜〜〜〜

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世の中には私たちが知らない、いじめや暴力

ハラスメントが数多く潜在している。

私は黙っていない人間になりたい、、

〜〜〜〜〜

「いじめの基本的認識」

「いじめをなくすためには何が必要ですか」

「少年院に戻らないために」

投稿時刻 17:04 ひとりごと, エッセイ | 個別ページ

2020/07/04

「人のふりした猿になるな」

何がどうとか、あまり考えすぎずに自分の

考え方を今一度思い返し、自分はこう思う

又は「こう思いたい」という時間を作る事

は、この世の中を生きていくなかでとても

大切ことだと思う。

〜〜〜〜

ただTVのニュースが正しい!とか 新聞が

正論だという偏見はなるべく排除する方が

望ましいかもしれない。

〜〜〜〜〜

で、これは読んでおくべきだ!

私の大切なお客様からのシェアです。

「人のふりした猿になるな」

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投稿時刻 10:50 ひとりごと, 時事問題 | 個別ページ

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