国際山岳ガイドのブログ

エッセイ、ひとりごと、山の話、シャモニー、グリンデルワルト、ツェルマット、山岳ガイド、パラグライダーのお話 国際山岳ガイドNAGAOKAのアクティブ日記

« 2021年1月 | メイン | 2021年3月 »

2021年2月の記事

2021/02/26

「命がけの証言」WAC書房

この本は漫画家/清水ともみさんと静岡大学

教授/楊海英氏との対談本だ。いままさに行

われている中国による「強制収容所の恐怖」

を告発した「命がけの証言」なのだ。

1人でも多くの人に中国の真実を知ってほしい。

私は背を向けてはいけないと思う。

〜〜〜〜〜

先日アメリカが発表した中国によるウィグル人

へのジェノサイド(大量虐殺行為)。

CNNニュース

BBCニュース

2月9日ニュース女子

ウィグルの現状Abema TV You Tube

〜〜〜〜〜

ぜひ多くの人にこの本を読んでほしい。

残念ながら日本ではこの手のニュースはあまり

見かけない。

Img_2756

投稿時刻 21:08 お知らせ, ひとりごと, 書籍 | 個別ページ

2021/02/24

Stand by me!

私は7年前に父親、3年前に母親を看取った。

表題は自分のこともさることながら世間一般

の老いに関してだ。

〜〜〜〜〜

「ケア」の意味は介護とか介助のような与える

という類のものではなく、本来「気にかける」

という意味らしい。語源は私の好きな言葉で

ある「stand by」という意味なのだ。

〜〜〜〜〜

”When the night has come”

夜が訪れ

”And the land is dark”

あたりが闇に支配される時

、、、中略

”Just as long as you stand”

ただ君が暗闇の中 ずっと

”stand by me”

僕の側にいてくれたら

”So, darling darling

Stand by me”

頼む、だから側にいてくれないか

〜〜〜〜〜

これはベン・E・キング「Stand by me」

の一節です。

〜〜〜〜〜

現実的に

医療がたくさんあっても、介護がたくさん

あっても、誰にも気にかけてもらえない人

がたくさんいるといいます。

〜〜〜〜〜

私の父は「癌は治療しない」と必死に人生の

回顧録を最後まで執筆していた。

突然、夜中に隣に住んでいる私に電話がかか

ってきて健一「蕎麦を買ってきてくれ」と

無理な注文を、私がこんな時間に蕎麦屋は

やってないよと言って、インスタントでも

いいかい、というと父はなんと「駅の立ち食

いやで買ってきてくれ」と好き勝手なことを

言っていたが、そんな父をなぜか憎めなかっ

た。もちろん、しぶしぶではあったが買って

きたのだが、   食べて一言  

ぬるい、、

〜〜〜〜〜

母は私/健一に迷惑をかけたくないと「ねえ、

どうしたら痛くなく楽に死ねるの」

「お前を恨まないから教えて、、」 と顔を

見に行くたびに聞かれた。

「自由に歩けて、食べて、歌を詠めないなら

生きていたくない、早かれ遅かれいつか死ぬ

のだから」と

〜〜〜〜〜

以前、鮎釣りのトーナメンターだった時は

よく施設にあゆを持っていったものでした。

その時必ずと言って聞かれるのはどこで捕っ

たの?どのようにして捕ったの? って

そこで話が弾み、釣り方やあゆの習性などを

話していると、みんなとても良い顔をして、

肯きながら聞いてくれていた。

そして、時を見て帰ろうとすると決まって

「もう、帰っちゃうの」

〜〜〜〜〜

「万一のことがあったら心配だから」

「1日でも長生きしてほしいから」、、、、

本人が良かれと思って誰もがとる行動が、実は

院内でも高齢者を孤独に追いやっている。

〜〜〜〜〜

「好きなものを食べたい」

「自由に外出したい」

「死ぬ前にもう一度、自宅に帰りたい」

「もっともっと家族と一緒に・・したい」

そんな人間として当たり前の希望を、願っても

仕方がないし、家族に迷惑をかけてしまうと、

なかなか口に出すことができない。

どんなに安全を求めても、安心を願っても、人間

の死亡率は100%なのだ。いま本当に求められて

いるのは中途半端な”安心・安全”ではなく、その

”安心・安全”の呪縛から高齢者の生活を解放する

ことだ。「うらやましい孤独死」は、その最もわ

かりやすい例だろう。  <森田洋之先生/談>

私はそうした高齢者の方々をたくさん見てきたと

〜〜〜〜〜

20210225_214751

お母さん、三回忌が終わって どうですか?

〜〜〜〜〜

遭難者を引き揚げてきてご家族に引き渡した

時のブログ、

母のもとへ

投稿時刻 09:39 ひとりごと, エッセイ | 個別ページ

2021/02/21

微妙だったけど、しっかり登れたアイス

確かに最近寒暖の差が激しいので心配でしたが

リクエストもあり新治へ行ってきました。

崩れやすい氷の中、撃たずに蹴らずにムーブを

考え登るゲストを見ているとまさに’口角が上る’

思いです。特に垂壁の乗っ越しなどはハッキリ

とした上達が見受けられます。

Img_2744

Img_2750

投稿時刻 08:39 お知らせ, ひとりごと, ガイディング | 個別ページ

2021/02/17

ぜひ多くの人に見て欲しい!

私の尊敬する人の言葉 ↓↓↓

いろいろな方面から今の情勢を知ることが大切

できれば新聞やテレビのような2次情報ではな

く1次情報を見て欲しい。

ワイドショーの情報だけで良いのか?

*一時情報とはいろいろなところが発信・発言

している原文のこと。

〜〜〜〜〜

タテマエや綺麗ごとは一切なし!

本音だらけのニュースショー!!

ニュース女子

20210217_232816

投稿時刻 23:27 お知らせ, ひとりごと | 個別ページ

2021/02/16

ちょっと気になる記事、、

昨年自殺した児童生徒、過去最多の479人に

高校生の女子が大幅増加、前年の1.4倍だった

Bg_school_room

コロナは未成年を1人も殺していないのに、

社会が子供たちを殺しているのではないか。

〜〜〜〜〜

大人たちが作ったソーシャルディスタンスは

子供たちを「孤立」させ、あろうことか自殺

にまで追い込んでしまっている。

この社会を先導して煽ってしまった我々医師

は猛省すべきでしょう。 <ドクター森田>

〜〜〜〜〜

実は先日、若い女性をタンデムパラグライダー

のお仕事をした。彼女たちは全く問題視して

いなかったがYOUTUBEにアップされた動画

を見た大人たちが、マスクをしてない私を見

て盛んにソーシャルディスタンスをとってい

ないと、ご批判を浴びたばかりだった。

<いまは反省しています>

〜〜〜〜〜

これは科学的データです。

Img_2739

投稿時刻 14:04 ひとりごと, エッセイ | 個別ページ

2021/02/15

皆さん 本当にいい顔してますね、

この顔を見ていたらアイスクライミングのこと

はどうでも良くなっちゃいますね。

<すみません ちょっと失礼でした>

〜〜〜〜

ところで

アイスクライミングメソッドですが、以前から

何度かこのブログでもちょっと書きましたが

私がもう十数年前から提唱している、

「撃たない、蹴らない、頑張らない」という

考え方は単なるスローガンではなく、科学的

根拠を持って推奨しているのですよ。

 びっくりでしょう!

〜〜〜〜〜

たしかに少し頑張るのも大切な時もあるのです

しかし、導入は絶対に頑張ってはいけません。

でも今の風潮は往々にして頑張ることを良しと

してしまいますね。

Img_2734

*もう1人写真をとった方がいます、、

ごめんこちらの方がいい顔だったので、、

投稿時刻 11:49 お知らせ, ひとりごと, ガイディング, 講習会 | 個別ページ

2021/02/12

スノーシューっていいね、

Img_2705

私が以前スポーツジム「エグザス」で水泳の

コーチをしていた時、小さい子が初めてプー

ルに入る日、一度怖い思いをさせてしまうと

その子は一生プールが好きでなくなってしま

うのではないかと感じていた。

〜〜〜〜〜

雪山も同じだろう

寒くて、冷たくて、歩き疲れてしまったら

その子はきっと、雪山が嫌いになってしま

うだろうと思うと、、

〜〜〜〜〜

奥志賀スキー場でのプライベート

スキーのイントラの時には、あんなに子供

とスキーするのが得意だったのに、、

〜〜〜〜〜

この経験はどちらも30代だった、

怖いものがなかった、

今はどうだろう、

雪山が好きなってくれただろうか?

不安なのは歳を食ったせいか、

投稿時刻 21:04 ひとりごと, ガイディング | 個別ページ

THE NORTH FACE プロモーション

Img_2684

投稿時刻 21:01 お知らせ, ひとりごと | 個別ページ

2021/02/08

スノーシューハイキングのお知らせ

いつもお世話になっております皆様

お疲れさまです。

予報ではお天気も良さそうですので

スノーシューハイキングの詳細を再度

添付させていただきますのでご確認をよろしくお願いいたします。

集合が多少変更になっておりますので、場所がお決まりになりまし

たらお知らせください。

〜〜〜〜〜〜

<日程> 2021年2月11日(木)建国記念日
<場所> 沼田玉原高原スキー場裏〜鹿又山周辺 
   地図や地形図を持ってブナの自然林のなか散策します。

   初心者でも大丈夫です。

<集合> 

玉原スキー場駐車場  8時30分 

月夜野道路情報ターミナル 7時45分 <お車がスタッドレスでない場合>

https://www.ktr.mlit.go.jp/takasaki/useful/utility17_tsu.htm

ライブカメラ

https://livecam.asia/gunma/minakami/r17-tsukiyono-terminal.html

又は高崎駅 7時00分 集合になります<前泊が必要な場合はご相談ください>


<行程> 

  駐車場〜登山道〜鹿又山〜ぶな林〜駐車場

<装備> 

 雪山の服装、登山靴、ゴアカッパ上下、帽子、
 手袋、スパッツ、防寒着、スノーシュー又は
 ワカン、ストック2本、サングラス、地形図
(1/25000藤原湖)、コンパス、筆記用具
 温かい飲み物、昼食、ランチシート又はクッションマットなど
<定員> 7〜8名程度
<参加費> 9500円  

 スノーシューなど無い方は現地でレンタルも可能です。

 スノーシューセットレンタル1日/1000円 

<その他の費用> 

高崎駅からの送迎に関して+1500円
月夜野ターミナルからの乗り合わせの場合は+500

また玉原駐車場代/1台1000円になります。按分にて受益者負担になります。
<現地精算>

玉原スノーシュー
http://kennysjournal.kazelog.jp/kennys_journal/

〜〜〜〜〜〜

新生銀行 本店400 普通 1251846 長岡健一(ナガオカケンイチ)

郵便局 10400‐21764901  長岡健一(ナガオカケンイチ) 

 金融システムによる振り込み口座 店番048 普通 2176490

〜〜〜〜〜〜  

ではよろしくお願いいたします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アルパインガイドオフィスNAGAOKA
〒370-0046群馬県高崎市江木町1271-2
国際山岳ガイド   長岡 健一
TEL 027-322-5541 FAX 027-322-5546

info@gmga.jp  http://gmga.jp

投稿時刻 08:40 お知らせ, ガイディング | 個別ページ

2021/02/06

NFプロモーション撮影

今日は暖かく気持ちの良い天気でしたね、、

以前から頼まれていた「ドライドット」の

プロモーション撮影を妙義でしてきました。

撮影はガイディング編と、インタビュー編

とに別れています。

〜〜〜〜

ノースフェースのオフィシャルHP/乞うご期待

Img_2677

〜〜〜〜〜

そういえば パラグライダータンデム証がきま

した。晴れてタンデムパイロットになったので

水上や妙義で天気が良い日の週末は、少しずつ

タンデムの仕事を入れるかもしれませんね。

〜〜〜〜〜

ヨーロッパで仕事をしていると

私より若い40代のガイドがガイディングのない

日はタンデムフライトで仕事をしているのをみ

て、  あ〜私ももう少し若かったらな〜 と

自分に言い訳をして、半ば諦めていたのですが

、、、、

3年前あるキッカケから決心したのでした。

そう、希望に向かって 細く、長く、少しづつ

やるぞ〜  って

Img_2676

〜〜〜〜〜

<お知らせ>

前回書いたお習字のブログ、

言い回しが違っていましたね、

直しておきました、

投稿時刻 00:27 お知らせ, ひとりごと | 個別ページ

フォトアルバム

携帯URL


携帯にURLを送る

カテゴリ

  • お知らせ
  • ひとりごと
  • ウェブログ
  • ウェブ・技術
  • エッセイ
  • ガイディング
  • クライミング
  • ゲーム
  • スポーツ
  • パラグライダー
  • 旅行
  • 映画
  • 時事問題
  • 書籍
  • 書道
  • 科学
  • 講習会
  • 釣り
  • 音楽
  • 食

アクセスランキング

最近の記事

  • 爽やかな風の中、思う存分クライミング
  • ありがとう洞爺湖!
  • 洞爺湖/北海道に来ています
  • 黒岩クライミングできました、
  • ルートガイディングの続き
  • 登山道をどのようにガイディングしたらよいか
  • 矢木沢ダムのトローリング解禁
  • 恒例の山菜ハイキング
  • 続けて銀山湖に
  • 5月6日今日も雨、、新規で企画!

アーカイブ

  • 2025年6月
  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月

もっと読む

プロフィール

フォトアルバム

  • Img_3340
    kenny's album
  • P1020580
    アラスカ デナリ

kenny's album

  • Img_3340
    これらの写真は個人で楽しむこと以外 いかなる複写、転送、保存を禁止いたします