先週の連休は久しぶりの
北八ヶ岳でした。
雪山の基本をするには
晴れの日も、ガスっている日も、
底冷えのする強風の日もあり
体験という点では
ちょうど良い?? 天気かな。
アイゼンワークから始まり
ピッケルワーク、颱風姿勢、ツェルト張り
ラッセル体験、ワンポイントロープワークetc.
雪崩・低体温症・凍傷などの講義もあって
かなり 大変だったと思います。
=失礼いたしました=
中山峠からは昔懐かしい稲子南壁も
見えました。
もうずいぶん前になりますが
冬に南壁を登ったのは良いですが
帰路猛ラッセルに苦しめられ
残業になってしまったのを思い出します。
北八ヶ岳も たまには良いですね
今度は夏に来てみたいものです。
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投稿時刻 00:49 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今回の雪山講習は、風もなく快晴でした。
ここ何年も、12月でこの様な優しい顔をした
富士山を見たことがありませんでしたね。
いろいろなところで、いろいろな人達が
一生懸命に講習会をやってましたが
何が一番、その講習生にとって必要な技術か
見ていて、いろいろ考えさせられました。
学生は私が挨拶をしただけで中央・立教
慶応など4〜5パーティいました。
みんな気合いが入ってましたね。
ところで、今日は八合目付近の宝永山で
昨日単独で登った南アルプス市の市議が
遭難に遭いました。
搬送先で死亡が確認されたそうです。
また、数日前には大雪崩が発生したようですが
こんなに大きな雪崩は見たことがありません。
佐藤小屋の人も記憶にないと言ってましたから
前代未聞なのでしょうね。
そういえば帰りに
ジーパンスニーカーの男女三人が
六合目と七合目の間を歩いていました。
この時期に無謀としか言えませんので
「計画書を提出しないと登山できませんよ」
と、とっさに頭に浮かんだ言葉を言ったら
戻っていってくれました。
良かった、良かった。
投稿時刻 23:47 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
講習最終日ちょっとしたハプニングが・・
みんなが集まって感謝の和が出来たのです。
講師を胴上げして、花束を差し上げて
気持ちを表しました。
そういえば、以前全く同じこの場所で
私も講習生達に胴上げをしてもらった
ことがありました。
もう何年も昔で最初にして最後の出来事でした。
実はあの時は結構厳しくしたので、少し
嫌われたかなって思っていた矢先でした。
今思うと、胴上げされたことはもちろん
涙が出るくらい嬉しかったのですが
本当に感謝の気持ちいっぱいで胴上げを
するのもこれまた涙が出るくらい
幸せなことですね。
その後
一度、群馬に戻ってクライミングをして
その足でまた東京周りで立山に戻ってきました。
な、なんと3日間で1300km走りました。
ここ立山は
バックカントリースキーを
楽しむには充分すぎるほど
すべてがそろっています。
BCスキーもクライミングに負けない
くらい面白く 魅力的ですね。
もう少しすると、ここ室堂は
来年のゴールデンウィーク前まで
長い眠りにつきます。
投稿時刻 22:48 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
荒船山は先年クレヨンしんちゃんで有名な
臼井さんの事故があったところだ。
絶壁の上へ立つと、つい下を覗きたくなる
人もいる ← 私は絶対このタイプ![]()
しかし、ここの艫岩付近はとても危ない。
話はちがって
西上州の荒船山から黒滝山まで縦走
しようとすれば、車を回しておくかタクシー
を使って入山しなければならない。
西上州なんて藪山!?と思っている人が
多いかもしれませんが、この時期からが
静かでシットリとした縦走が楽しめるのです。
本当に しっとり
何と出だしは4℃!
人はこれを「雨」という・・・・
予報ではお昼ごろから徐々に良くなるはず、
途中毛無岩あたりは、昨年の台風で
相当荒れているので注意が必要だ。
急に道が無くなっていたり、迷いやすい
獣道がいくつもある。
しかし、人の通らないところには思わぬ・・
見事なカラカサダケが生えていた。
この茎は筋があるので食べづらいが、
かさは肉厚で歯応えもありフライには最高だ。
これは珍しい スッポンダケ これは茎を
スープやポタージュなどにして食べる。
私が説明をしていると、なんでこんなキノコまで
・・・・・。
しばらくは 怪訝な顔がつづいていた。
投稿時刻 11:52 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今週は山岳事故取材研修に行ってきました
それも今回は沢登りが主体です
上にある3Dカメラを持ち込んで
山中で事故や事件が起きた場合に
地図とコンパスを見ながら沢筋の現場
まで遡行するという設定です
沢登りは視界のない中、沢の形状や地形を
頼りにルートファインディングをする
難しさがあります
また生活術の良し悪しで快適で楽しいはずの
遡行内容が全く違ってきます
クライミングはもちろん、泳ぎだって
出来なくてはなりません
で、一番得意なのは?
写真はブナハリの醤油付け焼きです
下はナラブサの群生
それこそ毎日キノコ汁三昧でした
紅葉に身をゆだね、自然と一体になる・・・
時には流れに揉まれ、時には岩に這い着く
そしてその驚異を少し知ったとき
人間は真剣に考える
投稿時刻 00:00 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
連休の混雑を予想して、1日早めの出発
にしてもらいました。
おかげさまでたいした混雑もなく
今回は早めに剣沢の小屋に入り
ゆっくりと鋭気を養い、次の日の
長い行程に備えることが出来ました。
上の写真
剣本峰越しに見える剣沢上部を眺めると
もうだいぶ来たことが分かり、ホッとする。
快調に、いや順調に進んでいるようだ。
池ノ谷ガリーでは、いくら説明しても
正面に見える小窓の王を眺めている
余裕は無いかもしれない。
比較的安全と思われるところで
チンネの頭、八つ峰の頭、など説明している
間も落石来るなよ、滑って転ばないようにね
と、祈る思いです。
ルートはもうお分かりですね。
今年は仙人池のばっちゃんの所ではなく
池ノ平さんにご厄介になりました。
というのも、シャモニーにいる時でしたが
この北方稜線を計画中に、グットタイミングで
小屋の管理者今朝和さんからメールが来たのです。
その今朝和さんが、命名したのですが
思わず笑っちゃいます「モンローの唇」
雪渓が残っているときは、もっと鮮明に
シャインリップのように見えるそうです。
その唇の上部はチンネです。
そして
小屋では20数年ぶりに昔の仲間に会いました。
その時の言葉・・
「失礼ですがどちら様でしたでしょうか」
黒部の写真家に失礼極まりなく、ぶっ飛ばしモンです。
その他にも研修所で一緒だったAさんや
山小屋の人にも親切にしていただき
久々に いろいろなことを忘れ、楽しい時間を
過ごさせていただきました。
「感謝」以外言葉が見つかりません。
危うかった天候にも恵まれ。
清々しく、暑くない登山を久々に満喫しました。
おかげさまで、内蔵助平を通り黒四ダムには
お昼過ぎに着きました。
皆様にとても感謝しています。
はしご段乗越しから見た 小窓雪渓です。
投稿時刻 11:24 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
夜叉神まで車で入り、そこでバスに
乗り換え広河原まで行き
又バスに乗り換え 北沢峠まで行く。
北岳バットレスを登るとき以外
広河原は最近来たことがないが
しかし、今回は違う。
最近人気という「アサヨ峰」から鳳凰三山
への縦走路は、行けば あぁ、なるほど
とすぐに納得するくらい、素敵な登山道だ。
夕日は どことなく まるで宝の在り処を・・
朝日は あたかもそれが当たり前のように
覆い隠す・・ なんて
景色がすばらしいのは良いのだが
南アルプスの山小屋は、私には少し
違和感がある。
あまり、たいした問題ではないのですが
布団に入って寝るとき
いろんなことを考えてしまい
しばらく眠つきが悪かった。
地蔵ヶ岳では オベリスクまでご案内し
周りから羨望の目で見られました。
投稿時刻 21:13 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)