国際山岳ガイドのブログ

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2018年7月の記事

2018/07/18

グリンデルワルトre2

今日はユングフラウヨッホへ上がりメンヒ4107mに登頂してきました。ga、あまり視界がなくちょっと残念な気持ちがしています。shikashi、ユングフラウヨッホのアトラクションは年々バージョンアップしているようでホント楽しめますね。

ユングフラウ鉄道は19世紀末から20世紀初頭にかけて建設された。終着駅のユングフラウヨッホは、ヨーロッパで最も高い場所に位置する駅である(海抜3454メートル)でも人多すぎ、、、

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アトラクションの入り口

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アイスパレス 氷河の中です。

投稿時刻 03:47 お知らせ, ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/07/17

グリンデルワルトre1

 昨日グリンデルワルト入りしたのだが、着いた途端前が見えないくらい大雨の洗礼を受けた私は少し暗い気持ちで昨今年の冬にグリンデル入りした時のことを思い出していた。それは前回、前々回とやはりグリンデルワルト入りした日は天気の優れないことが続いていたからだ。幸い電車は空いていて乗客はまばらだった。インターラーケンを過ぎてしばらくすると皆それぞれに傘を用意したり、カッパを着たりと気が早いが雨の中を歩く準備を進めていた。何が悪いのか知らないがこうも続くと出鼻をくじかれたようで本当に滅入ってくる。        
 しかし、予報が外れ昨日の大雨から一転して今日はいい天気になった。本来は休日でゆっくりと時差ボケをもとに戻すつもりだったが、その後金曜日からはまた悪くなる予報だったのでフレキシブルに予定を変更してファウルホルン2681mへハイキングに行ってきた。ここは今年の2月にもきていてソリをしたところだ。冬は楽しくスリリングなソリ滑り、夏は素敵な清々しいハイキングルート どちらもゆっくりまったりと時間を忘れそう。なんておセンチなことは言ってられない。なぜかって目の前には明日から始まるメンヒやアイガーがまるで腕組みをして「さあ来なさい」といっているようだからだ。
 

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投稿時刻 02:47 ひとりごと, ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/07/13

展示会ウィーク!

今週は展示会が目白押しでした。毎日東京へ日帰り新幹線通勤、私はたった数日でもうバテバテでしたがこれを毎日しているサラリーマンが大勢いるのですね。お疲れ様です。

ところでいくつか情報を発信しますね。まずはハーネス、色々なシーンに対応できるカンプのハーネスがまた復活しました。この手は私は三代使わせていただきましたが、当然のことながら今回のが一番使い勝手が良さそうです。早速購入してヨーロッパのバックに入れました。

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続いて、ノースフェースの全く繋ぎ目のないシャツとパーカー、きやすくて私のいつも言っているストレスフリーという言葉はこのシャツにあるようなものです。ぜひクライミングの合間や終わった後のリラックスタイムにいかがでしょうか。お隣の女性はこのシャツの生みの親ともいうべき人です。

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最後に色々な展示会で大勢の人に会いましたが、屋久島の親戚!?Hちゃんにも偶然にお会いしました。お互い忙しかったのでその場は挨拶だけで済ませ、翌日の夕方一杯飲む為にまた再開しました。その時やはり屋久島つながりの松ちゃんにも来てもらい久々に盛り上がりました。彼は山小屋を経営したく色々なところで就活をしていますが、本当に優しい人柄で筋が通っており、このような人が山小屋にいたらもう日本の登山文化は安泰!? ちっと言いすぎたけどそのぐらい素敵な彼です。

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いつか山小屋であったらよろしくお願いしますね。

投稿時刻 22:05 お知らせ, ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/07/10

お知らせ!

今年のヨーロッパは7月13日に自宅を離れ15日に出国、まずはスイスグリンデルワルトに7月中はいます。  その後シャモニーに移動し8月29日に帰国の予定です。

向こうでは精力的にアップしますので、みなさん期待してくださいね。

しばらくの間留守にしますが、これからもよろしくお願いいたします。

ちなみに9月10月はクライミング月間です。

写真は一昨年のジュネーブ空港です。

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投稿時刻 22:36 お知らせ, ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/07/09

日本でトップクラスのバリスタ

が、入れてくれたカフェラテは思わずニコッとしてしまうように優しくそして綺麗に描かれていた。しばらくは眺めていて、もったいなくてなかなか飲めなかった。うっとりするようなその模様はニュージーランド/カンターベリー大学のラグビージャージのようだ。いやいやこれはローレルのでしょう、ん、それとも榊かな、なんてだんだんロマンチックさが薄れ、ただのニヤけ親父になってしまった。

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投稿時刻 23:40 ひとりごと, 食 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

振り回された小川山

山の天気は行ってみないと分からない!

いつも言っているつもりですが、何とも恥ずかしい限りです。結局先週末の小川山は2日間とも登れたようでした。それも涼しくて最高のコンディションだったようです。

私は昨日の日曜日だけにしたのですが、この日もそれほど虫に悩まされず、蒸し暑さもなく快適なクライミングができました。いちばん嬉しかったことは頑張りすぎるわけでもなく、苦しみながら岩にへばりついているわけでもなく、みんなが楽しそうに登っていてくれたのを見て、あ〜 今日できて本当に良かったと思った次第です。

というのも高崎を午前7時少し前に出て、小雨の松井田ICを通り佐久平まで行ったら何とどっしゃ降りの天気、思わず車を止めてお客様に途中の駅で待ち合わせるように連絡をしたのでした。岩根山荘の「オンサイト」もあることだし、と今後のことを考えていたのですが、それより今日集まっていただいた皆様には何と言って謝ったらいいのか「先月気象についての机上講座」をしたばかりでしたので合わせる顔が、、、

でも小川山に行って見たら 岩は全くドライ、結果オーライでした。

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投稿時刻 13:42 ひとりごと, 講習会 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/07/05

Apothic Inferno

アポシック・インフェルノ今回はワインの話。ワインなんか分からないと思うなかれ私だって分からない、いやあまり分かろうとしない。というのも時間もお金もないし、だいたい物事に凝るとあまり良いことがないので避けて生きてきた傾向があるのだ。といってもクライミングであったり、釣りであったり、将棋であったり、ギターであったりとそれなりに他人から見るとシッカリと凝っているように見えるのだが、本人はただ好きで続けているだけで飽きるまでのほんの数十年?のことである。

前置きが長くなってしまったが、このカリフォルニアワインのアポシック・インフェルノとにかくフルーティ。少しバニラ風味を感じるその香りはびっくりする。長年フランスワイン(特にボルドー)しか知らなかった私には衝撃的だった。その色もフランスワインと比べて赤さが濃い。もっと調べてみるとそれもそのはずこのワインはウィスキー樽で60日間寝かしているというのがわかった。 ぶどうの品種はラベルに書いてなかったがジンファンデルが入っているのか後味のタンニンは少し強めに感じる。アルコール度は少し高めの16度、暑い日はオンザロックでも、また肌寒い日はバンショ(温めたワイン)でもイケると思う。

コストコで1000円ちょっとで売っているので試してください。

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投稿時刻 09:22 ひとりごと, 食 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/07/03

谷川岳一ノ倉沢/中央稜

谷川岳は双耳峰でトマの耳・オキの耳と呼ばれているが、その昔トマの耳は薬師岳・オキの耳は谷川富士と呼ばれていたそうだ。そして谷川岳という名は隣の俎嵒/マナイタグラに与えられていたようだ。今はこのトマの耳・オキの耳や一ノ倉岳も含め全体的に「谷川岳」と呼ばれている。

一ノ倉沢は日本三大岩場の一つでもあり、そのど真ん中にあるテールリッジから直線的に走っている中央稜は烏帽子奥壁と衝立岩との境目でもあるリッジだ。私はかれこれ100回以上は登っていると思うが今だに毎回緊張する。その昔残雪期には一ノ倉沢出合からテールリッジを登り中央稜の取り付きまでは45分と決まっていた。1時間を超えるようだったら「またおいで」という感じだ。もちろん今は山岳ガイドなので疲れを溜めないという意味でも逆に1時間以上は必ず掛けるようにしている。

谷川岳ロープウェイの駐車場を朝5時から歩き始め、1カーブ曲がって登ると「谷川岳登山指導センター」がありここで計画書を出していくのだが、これは県条例で決まっているので出さなければ条例違反として行政処分を受ける。今ここの所長は古くから馴染みのマコトさんだ。この日は若い隊員が幽ノ沢/中芝新道近くの草刈りらしく、草刈機を積んだ軽トラックがこの時間すでに止まっていた。登山指導センターの人が見えないところで登山道をしっかりと整備をしてくれているのだ。挨拶をすませ計画書を渡し一ノ倉沢出合まで約一時間半の道のりを歩き始める。

一ノ倉沢出合にはまだ雪渓がいっぱい。軽アイゼンを装着し弱点をついて登って行くのだが今日はまだ誰も見ない、後で分かったことだが今日は私たちを含め3パーティのみ、中央稜に関しては我々のパーティだけで貸切状態、周りに気を使うことなくとても気持ちよく登ることができた。

周囲にはまだ雪渓が残っているせいか、登り終わった時に感じる心地よい風がひんやりとしていて労を癒してくれる。烏帽子の麓で味わう非日常的なこの瞬間がたまらない。

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投稿時刻 13:14 ひとりごと, エッセイ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

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