国際山岳ガイドのブログ

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2019/09/28

救助に携わるもの、、

まず、情報の収集と同時に先遣隊を最小の装備

で連絡が密にれることに留意して出発させる。

これは7歳の女の子ということを考えると72時

間ではなく48時間をリミットに三交代夜を徹し

て捜索する。当日女の子が迷ったとはいえ一人

で山に入ることは考えにくく、道路を歩き続け

た可能性が高い。それを考えると県道や市街地

に続く道路は割愛していい。その道が急坂では

なく迷路になっているところを重点的に探す。

48時間は基本的に浅く広くである。急性期対応

初動捜索マニュアルを優先させることが重要。

その後3日目に自衛隊が要請を受け参加してく

れるとしたら、道路とその周辺に女の子がいな

いことがわかっているので、次は迷っている

うちに喉の渇きを覚え沢筋に水を飲みに降りた

可能性を考える。そこで自衛隊に沢筋全般の

捜索を依頼する。自衛隊は基本地図が読めて

水線を見つける力があるからだ。ここからは

亜急性期と行ってくまなくしらみつぶしに探

していく必要がある。そこでも見つからなけ

れば寝るのに軒下に避難しているか徹底的に

探していく。ここでも見つからなければ時間

との戦いになってくる、転倒滑落や誘拐も視

野に入れなければならない。捜索は効率がも

のをいう、マンパワーだけに頼っては捜索漏

れがでてしまう。諦めない無事を祈っている

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投稿時刻 00:08 ひとりごと | 個別ページ

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