国際山岳ガイドのブログ

エッセイ、ひとりごと、山の話、シャモニー、グリンデルワルト、ツェルマット、山岳ガイド、パラグライダーのお話 国際山岳ガイドNAGAOKAのアクティブ日記

2009/11/28

二子山

今日は二子山に行ってきました

P1040225


少し風はあったものの

ぽかぽか陽気で 私も

本当に楽しかったです

O様大変お疲れ様でした

今日は人生経験豊富な人と

いろんなお話が出来たのも

大きな収穫でした

そのさわりは・・

実はお医者さんは病気を治すのは

プロだが

健康になる為の体作りをアドバイス

又はサポートできるプロは誰?

いつか書かせていただきます

二子山はまだまだ登れますよ

投稿時刻 23:31 ガイディング | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)

小さい秋

P1040202

西上州はまだまだ紅葉が

残っています

そんな中 24,25日と 

裏妙義を登ってきました

予想を良い意味で裏切られ

80%近い降水確率が朝出発前には

快晴に 早変わり

西上州の裏妙義ちょうす岩

コモリ沢コースは

一般道ですが鎖場や岩場が出てきます

いいところですよ


この時期特にお勧めです

P1040208


投稿時刻 07:10 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/20

黒岩/セルフレスキュー講習

お知らせです

12月5日(土)〜6日(日)の

榛名黒岩/セルフレスキュー講習は当初

簡易温泉宿泊所(天神の湯)を使う

予定でしたが、人数が増えましたので

榛名湖畔ロッジゆうすげのコテージに

変更になりました。

参加者みんなで夕食を作り

忘年会を兼ねようと思っています。

それぞれのレベルに合わせますので

誰でも参加可能です。

定員まであと少しですので

ご参加をご希望の方はお早めに

ご連絡をお願いします。


Mado


講習内容はロープワーク基礎を元に

自己脱出、引き上げ、コブの通過、

介助懸垂、張り込み救助、etc.

知るではなく、理解するまで

じっくりと講習いたします。

投稿時刻 16:00 お知らせ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

裁判に /ミシェル・クロの続きです

Photo

皆さんもご存じのように

シャモニー谷ツール生まれの

名ガイド、ミシェル・クロは

マッターホルン初登頂の際に

常にリードをしウィンパーを助け

成功したのですが、下山するとき

他のロープで繋がれていた三名と共に

崖から転落して亡くなったのです。

その時、生き残ったウィンパーら3名も

同じロープに繋がっていたのですが

ロープが途中で切れ、助かったのです。

当時、何故もっと強いロープを持って

いたのにもかかわらず、その時最も弱い

ロープを使っていたのか?

何故そこでロープが切れたのか?

スイス政府はウィンパー達三人を

予審裁判にかけた。無罪にはなったが

その後しばらく「切れたザイル」

として疑惑を持たれていました。

ツェルマット山岳博物館では今でも

そのザイルを見ることが出来ます。

そして、この報道でツェルマットは

マッターホルンの町として

一躍有名になったのです。

実は来年のカレンダーにマッターホルン

があって「切れたザイル」の事をふと

思い浮かべ話をすると、結構知らない人が

いたので書いてみました。

投稿時刻 12:28 ひとりごと | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)

2009/11/19

晩秋の昼下がり

Img_3086_2


先日母屋の庭先を覗いたら

寒桜が咲いていた。

なんて小さく可憐な桜だろう

毎年咲くと言っていたが

今まで見たことがなかった。

それを母親が写真を撮っていたので

にわかカメラ指導をしていると

庭の片隅に干し柿を見つけた。

山に渋柿がいっぱい成ったので

皮をむいて干したのだという。


Img_3093

へ〜 お年の割に器用なんだね

と、母親に感心していると

な、なんと 一句詠み始めた。

それを まあ可もなく不可もなくだね

なんて勝手なことを私が言っていたら

ふふっと笑いながら

俳句の本をもってきて見せてくれた。


Photo


いや〜 長い間一緒にいても

こんなに俳句を詠んでいたなんて

知りませんでした。

投稿時刻 00:48 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/11/16

セルフレスキュー講習

ミシェル・クロの話は又

この次にします。

昨日は黒岩での講習会

P1040154

といっても

今までの講習会とは全く違います。

なにがって?

モノの考え方を中心に行いました。

モノの考え方?

そうです。

知っていると言うことと

理解していると言うことの違いです。

ここ数年、どうしたら皆に理解していただき

安全なクライミングがしていただけるか

自分なりに考えて来たことを

最近 実践しています。

例えばラッペルについて 誰もが知っているし

誰もが出来ると思いますが・・

本当に安全にラッペルするには何が大切か

これは理解していないと分かりません。

P1040159


分かっているという人も、降りたところで

ディバイスを解除していませんか?

投稿時刻 12:24 講習会 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/11/15

ミシェル・クロとジャン・カレル

Dscn1601


イタリア生まれのカレルは

あまりにも独立心が強く

その勝利を他人と分かつことなく

祖国に捧げたい意向だった。

マッターホルンを初登頂した

エドワードウィンパーはこう言って

今まで一緒に試登していたカレルを諦め

やむなくマッターホルンの頂上まで

リードしてくれる別の男を探しにかかった。

ミシェル・クロはシャモニー谷の上流

ル・トゥールあたりで生まれた。

「雪がしっかりしてさえいればどこでも歩けます。

氷であればルートを切り開くことが出来ます。

単に(ガイドの)力だけの問題です。

その力は私にありますので

あなたはついて来さえすればいいのです」

ミシェル・クロがエドワード・ウィンパーに

あったときこう言ったそうです。

またウィンパーも彼に何度かガイドをしてもらい

こう書いてます。

「彼を催促したり、同じ頼みを二度することがなかった

何をどうすればいいか指示をしておけば

不可能なことではない限り、必ずやってくれた」

その非凡な登山能力と氷雪に対して比類のない知識は

ガイドとしてこの上ないものだった。

続く


投稿時刻 01:43 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/11/10

魔物はお休み

P1040112


素晴らしい紅葉の中

またも表妙義/星穴岳縦走に

行ってきました


P1040117

全てが順調にいったのに

何かあるのではないか

ビクついています

P1040129

続けて 今日は谷川/一ノ倉沢

おおかたの予想を反して

一日中(といっても2時頃まで)

雲一つ無い 大快晴!

暑くて半袖で行動していました

その上、岩場は我々のパーティで独占

こういう時もあるのですね


投稿時刻 23:07 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/08

太刀岡山左岩稜


都合により駆け足で太刀岡山まで

左岩稜を登りに行ってきました

高崎6時15分、取り付き9時半、

終了11時半、高崎14時50分

目が回りそうでした


取り付きではM山の会さんに

気を遣っていただき

感謝しております


P1040093


P1040086

そう言えば 途中でK2に登られた

AOKさんに会いましたが

彼のような青年とも

是非一度どこかに登に行きたいものです

無理かな・・・

投稿時刻 22:40 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

時間訂正です


ICI石井スポーツ神田登山本店

で行っている机上講習会は

開始が初めのインフォメーション通り

18時30分になりますので

お間違えの無いように

ご注意ください

終了予定が20時30分です

ロープレスキュー机上講習会予定

第3回目 11月12日(木)18時30分〜

第4回目 11月26日(木)18時30分〜

第5回目 12月10日(木)18時30分〜

投稿時刻 18:02 お知らせ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/05

郷土自慢


P1040073


高崎は私にとってこの上なく

地理的に素晴らしい

どこへ行くにも思い立ってから

そう時間がかからない

山も湖も川も海へも都会へも

1時間ぐらいで到着ではなく

その事が始められる

さて、榛名湖までは45分

ワカサギ釣りをしていると遊覧船が

♪山の寂しい夕暮れに〜♪

の曲をバックに進んでくる

紅葉を見ながら小舟の揺れに身を任せ

いつでもそこそこのお土産付

ワカサギ釣りの効率

以前紹介したがワカサギ釣りの手返しは

無駄を省くことにある、このように

釣りと同じく仕事も効率よく出来れば

と、いつも思う

決して自慢している訳ではなく

何故そこそこ釣れるのだろうと思うと

実は単なる欲の絡んだ努力である事に気づく

では、オレは仕事に欲がないのか!?

ん〜 まじめにやれ 

という天の声が聞こえる

榛名湖は最近頑張っている

これからのクリスマスシーズンには是非


P1010762


榛名イルミネーション

投稿時刻 11:21 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/04

太郎山

P1040060

誰もいない登山道を

黙々と登っていくと

突然視界が広がってくる

左手の山は男体山

中央の湖は中禅寺湖

今日は朝から凛とした

冬の空気に包まれていた

たぶん本日、奥鬼怒林道は

積雪の為に閉鎖したようなので

今年最後の太郎山登山者に

なったのかもしれない

素晴らしかった

P1040069


中禅寺湖というと

いっぱい思い出がある

もうずいぶん昔になるが

レイクトローリングにはまっていた頃

自分の船を湖に係留していた

1日おきぐらいにトローリングに来て

仕事が始まる朝10時までに

高崎に帰ってきたものだ

その呆れた内容は

夜の10時頃仕事が終わりその足で

中禅寺湖まで渡良瀬廻り1時間53分

ゆっくり行っても飛ばしていっても

2〜3分しか違わない 不思議だった

その後午前3時まで車で仮眠して

起きると直ぐ民宿おかじんでお茶をもらう

それからボートを出して準備に30分

午前4時前に出船して夜明けを待つ

7時まで3時間もトローリングが出来る

片付け終わって7時30分に中禅寺湖を出発

帰りは高崎まで2時間20分位かかる

帰ると10分で着替えて何食わぬ顔で店に立つ

1日おきの釣りをしない日は朝6時からの仕入れだ

そして、月に一度ペースでダウンしていた

こういうのを たぶん「馬鹿丸出し」

というのだろう


投稿時刻 23:03 ガイディング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/03

八海山系の山

Dscn0097

最高峰は入道岳の1778m

古くから修験者たちの霊峰として

崇められてきた。

その直ぐ近くに金城山がある

そこで又尊い命が失われてしまった。

山岳遭難事故とはいったい

どういう事なのか、何が原因なのか

私たちは山岳遭難事故に対して

知らず知らずのうちに いわゆる

馬鹿の壁を作ってはいないだろうか


P1040027


穏やかな清流の中を笹舟は山の思いとともに

ゆっくりと流れていった。

今、国境稜線から八海山系の山は実に良い季節だ

投稿時刻 22:39 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/11/02

お知らせです

ICI石井スポーツ神田登山本店

で行っている机上講習会は

開始が初めのインフォメーション通り

18時30分になりますので

お間違えの無いように

ご注意ください

ロープレスキュー机上講習会予定

第3回目 11月12日(木)

第4回目 11月26日(木)

第5回目 12月10日(木)

投稿時刻 22:14 お知らせ | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

レスキュー・・・。

P1040015

P1040020

一昨日、谷川で行われた

事故に遭わない為の講習会


P1040033

昨日、谷川で行われた

事故にあったときの処置講習


P1040038


そして、今朝の実践救助活動

地元救助隊並び地域の皆様

南魚沼防災消防の皆様

新潟県警エアーレスキュー隊の皆様

群馬県連救助隊の皆様

大変お疲れ様でした

皆様の協力に感謝しています

投稿時刻 17:25 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

« 前へ | 次へ »
フォトアルバム

携帯URL


携帯にURLを送る

カテゴリ

  • お知らせ
  • ひとりごと
  • ウェブログ
  • ウェブ・技術
  • エッセイ
  • ガイディング
  • クライミング
  • ゲーム
  • スポーツ
  • パラグライダー
  • 旅行
  • 映画
  • 時事問題
  • 書籍
  • 書道
  • 科学
  • 講習会
  • 釣り
  • 音楽
  • 食

アクセスランキング

最近の記事

  • 昨日は芦ノ湖へ
  • キノコ狩りハイキングのお知らせ
  • 月曜日は「お習字」の日
  • 思ったより涼しかったクライミング
  • 富山まで鮎釣りへ
  • 最後の投函/シャモニー
  • 帰ってきましたが、、
  • パラグライダーリンク
  • 久々のロングフライト
  • 仕事が終わったら天気が回復したシャモニー

アーカイブ

  • 2025年9月
  • 2025年8月
  • 2025年7月
  • 2025年6月
  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月

もっと読む

プロフィール

フォトアルバム

  • Img_3340
    kenny's album
  • P1020580
    アラスカ デナリ

kenny's album

  • Img_3340
    これらの写真は個人で楽しむこと以外 いかなる複写、転送、保存を禁止いたします