山岳遭難救助研修会/続き
安全管理体制作りと行方不明者捜索についての
留意点の講義をしていました。未だ見つからな
い道志川の女児行方不明事案は流石に研究協議
にはできませんので、新潟五頭山の若い親子遭
難事案をサンプルにした行方不明者捜索の講義
をさせていただきました。
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内容として詳しくは書けませんが、急性期72時
間には夜を徹して登山道を探すのですが、翌日
の救助要請ですので残りは48時間になります、
この時に大切なのは行方不明者のプロファイリ
ング(性格)家庭環境、学校等周辺の人間関係
の精査が大切です。4日目からの亜急性期に入っ
たら今度は隈なく綿密に計画的な捜索に入りま
す。基本ボランティアは捜索には加えません。
捜索でなくても手伝えることはあるからです。
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現地司令本部でのサポートには児童心理学者を
アドバイザーにすることも大切な要素です。
意外でしょうが、群馬、長野、富山、秋田、岩
手、宮城などの消防学校で講義を行っています
昨年まではロープによる高度救助技術の実務講
師でしたが、今年は行方不明者捜索の手順と留
意点を中心にさせていただいております。
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また、来週にも同じものがあるのですが今回は
消防庁主催ですので全員消防官の山岳救助隊ま
たは防災航空隊の参加者です、約半年をかけて
消防庁の担当官と協議を繰り返し作戦を練って
きました。研修の主任講師として参加者には何
を持って帰ってもらうか塾考の末出したつもり
の作戦でしたが、いろいろ気負いすぎて不具合
も生じたようでした。
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今日は仕事も母親の一周忌の準備もあったので
すが、疲れが相当溜まっていたのか、何をする
にも力が入りません。でも夕食にニンニクの効
いたスパゲッティーペペロンチーノを2人前食べ
たら元気が出てきたみたいです。
最終日の前夜祭、うかつにも持ち上げられて
しまいました💦