国際山岳ガイドのブログ

エッセイ、ひとりごと、山の話、シャモニー、グリンデルワルト、ツェルマット、山岳ガイド、パラグライダーのお話 国際山岳ガイドNAGAOKAのアクティブ日記

2011/07/08

Chamonix report 13



P1020908


モンタンベールから降りてくるときに

パデリシア・リリーアストリウム別名

「天国のゆり」を見つけました。

すごく小さな真っ白いゆりですが、なぜか

この花を見つけるとホッとします。

P1020919_2

これはシレーネ・アキュルというらしいです。

僅か数センチ大きくなるのに何年もかかるそうです。

珍しく白いのもありました。

P1030098

昨日はプラン・ド・エギュールからパピオン稜

を登り、そのままペイニュ峰まで継続してきました。

これも結構長いルートです。

P1030103

P1030106

P1030109

今回は登り方を変えて、ほとんど同時登攀で登った

ので早く登れた分、休む暇がありません。

投稿時刻 04:46 ひとりごと | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)

2011/07/07

Chamonix report 12

P1030056


今回はClocher Clocheton La traverse

の紹介です。クロッチャークロシュトン

トラバースとでも読むのでしょうか。

とにかくブレバン(シャモニー谷の北側)と

ランデックスの間にある岩場です。

到着すると、岩場から落ちたのでしょうか

怪我人がヘリでピックアップされていました。

P1030055

下部からの継続ですが、写真の通り今年は

雪が少ないですね。

この岩場の先にハイライトがあります。

P1030075_2

7~8mの岩場の間を投げ縄でロープを掛け

最終的にロープを回収してトラバースするのです。

P1030060_2

まずはガイドが投げ縄で対岸のピンにロープを

掛け自分側のピンに固定して、尚且つ末端の

ロープをピンに引っ掛け、引っ張って行く。

P1030068_2

渡り終わったら、ゲストにロープを解いてもらい

今度は渡った側でロープを固定し、ゲストにダブル

ランヤードでチロリアンブリッジをしてもらう。

この時、末端をスルーで持っていっているので

反対側の末端をつけてもらい、引いてあげる。

P1030073

渡り終わったら、すぐにラッペルに入る。

この説明でロープ回収トラバースが分かったら

あなたは天才です。

私も今回はスムースに出来きましたが

次回はうまくいくか、   といわれると・・・

投稿時刻 01:23 ひとりごと | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)

2011/07/06

Chamonix report 11

Img_4012


昨日は氷河ならではの技術、クレパスに落ちた時

どうするか、落ちられた時どうするか

を考えるクレパスレスキューをしました。

Img_4028

雪崩とともに事故も多いので、しっかりと

やらなければなりません。

Img_4038

そそのかされてデモなんぞしてしまいました。

しかし木に登っているわけではありません。

いたって真剣です。

Img_4041

なんせ

失敗は出来ません。時間もかけられません。

汗水たらすのも ダメ。 

場所はミディから降りたバレブランシュです。

Img_4017

天気も最高で、早めに終わったので、ついでに

 

ガイオンに行き岩場のレスキューもしました。

 

これも避けては通れません。

 

しかし、

 

 

若者と一緒にやると背筋が痛い。

いつかはこのような子供相手に

クライミング教室を開きたいですね。

Img_4058

投稿時刻 03:26 ひとりごと | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)

2011/07/05

馬鹿なことをした

P1030040_2




シャモニーのスーパーでネズミ捕りを

見つけた。

こうゆうのを見るとなぜかいじってみたくなる。

いじっていると、どのようにセットするか

試したくなる。

すると、試しているうちになぜか滑ってしまい

自分の親指を挟む。

できすぎたストーリーだが、マジで痛い。

すわっ

まさか 三人目の こ、こっせつ・・

そこまでの落ちは無かったがとにかく痛い。

まだ月曜なのに・・

投稿時刻 03:22 ひとりごと | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)

2011/07/03

Chamonix report 10

P1020931


昨日からクーベルク小屋に上がっていました。

ここはシャモニーから登山電車でモンタン

ベールまで行き、いつも登りではモンタンレース

(氷河研修から帰ってくるときこの長いはしごを

誰が一番かレースをする。ビリはビールを

おごるときもある。)をする長いはしごを下り

P1020893

メール・ド・グラス(氷河)に下り立ってから

レショ氷河を目指して延々と氷の上を歩く。

P1020898_2


レショ氷河に入り、タレフル氷河が合流する

ところからまたオーバーハングしている怖い

階段を登る。

P1020902


すると始めの写真のクーベルク小屋に着く

正面にはグランドジョラス北壁・・

何回も昔のブログにはその厳しかった

登攀の様子を書きましたが、今回は国際の管理

役ということで平静で見ることが出来ます。

レショ氷河の奥に見えるのがグランドジョラス

P1020941

P1020934

この「ありがとう」ブレスレットはシャモニー

に住むジュンコさん(昔はトップモデル)の友人

が気仙沼で介護施設やっていたのですが

震災にあい、それを義援するためにシャモニー

在住の人に広めてましたので、私も仲間に

入れてもらいました。

P1020946

話は変わっていよいよモアヌ南稜ロングルート

の登攀の始まり午前4時半です。

ここから午後1時半まで、延々と登り続けます。

P1020981

たかだか見えている頂上の少し先まで

行くだけなのですが、30ピッチ近くあり

とにかく長い。

P1030006

P1020988

だんだん高度感も出てきます。

P1030005_3

右下から伸びているクラックを登るのですが

面白いけど難儀します。

P1030012

頂上近くになって登ってきた南稜を

振り返っています。

しかし、

ここからまたドラマが始まりそうな予感が・・

投稿時刻 18:17 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/07/01

Chamonix report 9

昨晩からの強い雨と冷え込みにより

今日はオフに・・

ということで似合わないけど雨の中

お花を観察に・・

雨上がり雫のかかった花はそれなりに

いいですね。

Photo

今シャモニー周辺はアルペンローズが

いたるところで満開です。

Photo_2

カンパヌラ・バルバタというそうです

たぶんホタルブクロの仲間じゃないかな

Photo_3


フィテウマ・ヘミスファエリカム

舌をかみそう・・

別名/悪魔の爪というらしいです。

Photo_4

出ました。シレネ・ブルガリス

私の好きな花/マンテマの一種でしょう。

Photo_5



フィテウマ・オバタム 息を呑むような

美しい花ですね。

Img_3997




この花は分かりませんでした。

もし花の名前が違っていたら

ごめんなさい。

投稿時刻 05:08 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2011/06/29

Chamonix report 8

P1020842

今日しか天候がもちそうも無いので

山小屋泊の山行はやめて日帰りにしました。

ミディからエルブロンネルまで行き

イタリヤ側の岩稜(トゥール・ロンド)です。

P1020855


とにかく 暑い! 雪の状態が悪い!

あせるのではなく、無駄な動きをしない

ことが大切!

そうすれば自然とスムースなるのに・・

P1020868

頂上ではマリア様が怪我をしないでね

と、迎えてくれます。

Mono

投稿時刻 03:09 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2011/06/28

Chamonix report 7




P1020814

今日は赤い針峰群の岩登りです。

途中でアクシデントがあったという設定で

対処(救助研修)をしました。

P1020812

この辺は羊が放し飼いになっています。

立ち止まって写真を構えると

人懐っこい顔でよってきます。

P1020826

エギューユ・ド・ルージュのフローリア

という岩場を二本登りました。

P10208281





投稿時刻 04:31 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/06/27

Chamonix report 6

Img_3961


毎週土曜になると、モンブラン広場で

「マルシェ」朝市が開かれます。

たくさんの果物や新鮮な野菜、チキンの丸焼き

地元のチーズ・ワイン、・・などなど

上のラディッシュ、浅漬けにすると美味ですよ。

Img_3960


この形の悪い とまと  ビックリですが

どうしてどうして なかなかうまいのです。

Img_3962

私の部屋から見た、モンブラン広場です。

今日、日曜日はマーチングフェスティバル

をやっていました。

Img_3945

週末は第一クールが解散して、私1人だけ

来週の月曜までちょっと寂しいシャモニーです。

投稿時刻 13:56 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2011/06/25

Chamonix report 5

P1020745

食べ放題・ワイン飲み放題のシャモニー生活

毎年のことですが、研修・検定中は

ENSAを使わせていただいております。

http://www.ensa-chamonix.net/

ここだけ聞けば何て良い生活と

思われがちですが、ハッキリいって

かなり厳しいことをやります。

山や交通機関でのマナー

無駄を省くものの考え方

ガイドとしての立場

ホスピタリティー

総括的なリスクマネイジメントなど

クライミング技術は当たり前で

それは二の次です。

厳しいところへ行くときの

こっちの方が大変・・

P1020757


昨日は研修生全員で 昨年亡くなった

神保さんのお墓参りにいってきました。

ここシャモニーに眠る日本人たちの

共同墓地です。

P1020758


すぐ近くにかの有名なガストンレビュファー

のお墓があります。

ここも日本人共同墓地と同じく花が

必ずありますね。

とにかく先人には敬意を表さなければ

なりません。  ここが問題です。

P1020764

今日というと、更新研修最終日、久々の快晴

で念願のコスミックへ

P1020772


P1020780



まだまだ 私も向上心を持って

続けなければいけませんね。

投稿時刻 00:33 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2011/06/23

Chamonix report 4

Img_3921


今日は朝から雨模様、午後には回復かも

ということで、午前中はバスに乗ってシャモニー

の北東の街アルジャンチェールを通り

ル・トゥールまで行き、スイスとフランスの国境

バルムのコルを眺めながら帰りはアルジャン

チェールまでハイキングすしてきました。

上の写真はミッシェルクロ縁の家です。

Img_3926


ここは歩いてモンブランの周りを1周する

トゥールドゥモンブランの最終コーナー

でもあります。

ここはシャモニーと違いすべてがノンビリ

しているように感じるのは私だけでしょうか。

Img_3928


マナナスのようなバラ科の花ですかね

Img_3932


これは「虫捕りスミレ」食虫植物です。

Img_3940

Img_3941


ゆっくり歩いても約40~50分ぐらいで

アルジャンチェールに着きます。

ここは以前にも紹介したことのある

街中の教会です。誰でも気軽に入れて

お祈りをすることが出来ます。

ゆっくり呼吸を整え、今後の安全山行を

お祈りしてきました。

信じられないぐらいとても心が休まります。

午後はガイオンに行って クライミングの予定

さあ、支度をして出かけますか・・

投稿時刻 20:03 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/06/22

Chamonix report 3

P1020728


今日シャモニーは予報どおり快晴でした。

朝の気持ちよい光を浴びながらの

クライミングです。

シャモニーから歩いて30分ぐらいスイス

方面へ行くと「レ・プラ」という場所があります。

そこからリフトを乗り継いで「ランデックス」へ

着いたら5分で取り付きです。

P1020733


ここは「エギュー・ド・ルージュ」赤い針峰群

と呼ばれているところです。

Gliere Lndex Voie Brunat-Perrouxという

5a~6a/5ピッチのルートを登りました。

P1020742

ところで

先日ヘルメットをスネルスポーツに買い

に行っていろいろ試したのですが、なかなか

私の頭に合うものが無く困っていたとき

一つだけジャストフィットしたヘルメットが

ありました。

それはぺツルの女性用ヘルメット/右側

です。よく見るとポニーテールを結っていても

かぶれるように、後ろが切れ込んでいます。

今期は仕方なくそれをかぶることに

写真左はエーデルリッドの折りたたみ

ヘルメット/講習生の物です。

誰か陰で笑っていないだろうな・・

投稿時刻 01:50 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2011/06/21

Chaminx report 2

P1020715

いつものおなじみの場所、そうエギュードミディ

からバレブランシュに出るところです。

気持ちが引き締まるというか、

寒くて身震いするというか、

P1020719


今年は雪が多いですね。

現地の人が言うには4月のシャモニーは

毎日暑くて、30度ちかくも気温が上がり

このまま夏に入ってしまうのかと思ったぐらい

といっていました。

P1020725

しかし5月に入ってから急に寒くなり

6月に入っても雪が時々降り、例年より少し

多めな今に至っているそうです。

Img_3914_2


部屋から見たモンブラン(左端)

明日は暑くなりそうです。

投稿時刻 14:00 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/06/19

Chamonix report 1

P1020709

シャモニー3日目、午前中はどんより

曇っていました。

こちらに着てからず~と寒いです。

昨夜から降った雨、2000m以上では

雪でした。

今年も明日からいよいよ始まりまるので

景気づけに「がんばろう会」を催しました。

P1020713

今は立場的には微妙なのですが・・

これはこれ!

今日も午後から晴れる予報ですので

ギア整理が終わったら、少し体を動かしに

近くの岩場へ行こうと思っています。

今年も8月10日まで、ときどき更新

いたしますね。

投稿時刻 20:11 ひとりごと | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

2011/06/14

誰でもいつかは・・

P1020689

しばらく、日本にいなくなるので昨日は

みんなを誘ってハイキングに出かけました。

といっても急なことと、平日なので

いつも通り、お袋と親父だけの参加でした。

しかし、母親は足が悪い為あまり歩けません。

で、歩かなくても遊べるところは、と思って

新潟へワラビ取りに行くことになりました。

思い立ったのが昨日で、出発したのが今朝の

10時30分頃、途中雨がぽつぽつ・・

不安と期待を胸に恐る恐る目的地に

着いてみると、ラッキーな事に

急に空が明るくなってきました。

P1020697

二人で野原に寝転んでいると

遠い昔が よみがえってきます。

小学校の時に夜行列車に乗って

スキーに連れて行って貰ったこと。

10代の頃、毎週末は決まって何時間か

近くの河原で釣りをしたこと。

二十歳を過ぎた頃、鉄砲を持って

ひたすら山を駆け巡ったこと。

そこで山菜とキノコとビヴァーグを

覚えたこと。

三十路の時はろくに口も聞かずに

反発していたこと。

などなど

誰でもいつかは年老いて、気がつけば

周りに人がいなくなってきます。

P1020705

そんな時に・・

投稿時刻 00:57 ひとりごと | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

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